日本ABS樹脂工業会 ABS樹脂の上期総出荷は21%減、国内・輸出とも2桁減

2020年7月29日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、上期(1-6月期)の総出荷量は前年同期比21%減の13万6100tとなった。国内出荷は同20%減の9万4100tとなり、輸出は同24%減の4万2000tだった。米中問題が長期化する中、コロナ禍が発生。その影響で誘導品需要の落ち込みから国内、輸出とも4月以降の出荷は悪化傾向を強めている状況だ。

 上期の国内出荷を用途別で見ると、車輌用が

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