ブタジエンは上昇基調継続、SM4週連続で下落
アジア地域の8月第3週の石化市況では、エチレンは下値40ドル安、上値20ドル安の680~730ドル/tでの取引となった。下値は5月第3週以来、13週ぶりに700ドル台を割り込んでいる。
エチレン市況は、中国経済の回復とともに6月までは上昇基調となっていたが、7月には頭打ちとなり、8月に入ってからは下落基調を強めている。誘導品の需要が低迷していることに加え、中国で大型の設備が立ち上がってくることから、需給バランスの悪化が懸念視されている。
スプレッドも、