エコプロ 持続可能な社会をテーマにオンラインで開催

2020年11月25日

 環境の総合展示会「エコプロ」が、25~28日の4日間、「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマに、今年はオンラインで開催される。化学メーカー各社や工業会なども出展を予定する。

今年は「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマにオンラインで開催
今年は「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマにオンラインで開催

 三井化学は、同展示会でクリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)が企画する「海洋プラスチックごみ対策パビリオン」にCLOMA会員として参加。食品包材のマテリアルリサイクル「RePLAYER」の取り組みとモノマテリアル技術を紹介する。

 クラレも同じくCLOMA会員として、環境対応型包装材料のガスバリア材「プランティック」の開発品と、PVAゲル「クラゲール」を活用した排水処理システムを展開する。

 個社での出展となる帝人フロンティアは、脱化石原料による省資源社会実現を目指す素材として、今年発売25周年を迎えたリサイクルポリエステル「ECOPET」や、植物由来ポリエステル「PLANTPET」、植物由来PTT繊維「SOLOTEX」といった原料にこだわった製品などを展示する。

 化学関連メーカーでは、ほかにもカネカ、デンカ、日本ゼオン、萩原工業など、工業会関連では、塩ビ工業・環境協会、日本容器包装リサイクル協会などが出展する。

 「エコプロ Online 2020」へは、公式サイト(https://eco-pro.com/2020/)からアクセス。入場料は無料(事前登録制)。なお、会期後も来月25日までアーカイブが公開される。