ブタジエンは前週並み、SMは1100ドルを突破
アジア地域の11月第2週の石化市況では、エチレンは下値60ドル高、上値50ドル高の800~850ドル/tでの取引となった。前週まで弱含みの展開が続いていたが、7週ぶりに反転し、下値は4週ぶりに800ドル/tを回復している。米国大統領選が終了し、原油・ナフサ価格が上昇傾向となる中、アジア地域ではクラッカーで火災事故が発生。堅調な誘導品需要を背景に供給不安が高まり、市況を大きく押し上げる結果となった。
ナフサとのスプレッドも
2020年12月1日