旭化成 変性PPE樹脂を値上げ、採算是正を図る 旭化成 , 変性PPE樹脂「ザイロン」 2021年1月18日 旭化成は15日、変性PPE樹脂「ザイロン」の全品種を今月20日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内「50円/kg」、海外「500USドル/t」。 主要産業での需要が急回復する中、原料価格が高騰していること加え、事業継続に必要な用役コスト、物流コストも急激に上昇している。同社は、可能な限りのコスト削減努力を継続しているが、これらのコスト上昇分は自助努力で吸収できる範囲を超えており、事業継続のためには価格改定が不可避と判断した。 関連記事: DIC エポキシ樹脂と硬化剤を12月から値上げ 三菱ケミカル イオン交換樹脂の値上げと供給制限を実施 JXTGエネルギー 1月のベンゼンACPは535ドルで決着 ダウ・ケミカル日本 イオン交換樹脂製品を20%値上げ 大陽日酸 ヘリウム製品を来年から20%以上値上げ ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤値上げ、1月16日納入分から 宇部興産 運送費高騰などで、硝酸製品を4月1日から値上げ PSジャパン ポリスチレン樹脂を値上げ、原料高に対応 東洋スチレン ポリスチレン樹脂を10月1日から値上げ プライムポリマー PEとPPを10円/kg以上値上げ