日本スチレン工業会がこのほど発表した生産出荷実績によると、2020年(暦年)のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年比6%減の60万6800tと約3万6000t減少した。四半期ごとの推移を見ると、1Q(1-3月期)が前年同期比1%減、2Q(4-6月期)同20%減、3Q(7-9月期)同2%増、4Q(10-12月期)同3%減となっており、新型コロナに関わる緊急事態宣言が発令された2Qに、国内出荷が約3万4000t減少したことが最後まで響いている。
国内出荷を用途別で見ると、
2021年1月27日