DIC 共押出多層フィルムを値上げ、コスト上昇に対応 DIC , 共押出多層フィルム「DIFAREN」 2021年3月5日 DICは4日、共押出多層フィルム「DIFAREN」を今月25日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「一連(500㎡)あたり300円(厚み20㎛換算)」。 原油およびナフサ価格は高騰を続け、フィルム製品の原材料価格が上昇している。加えて、物流費、副資材費、設備維持費などのコストも上昇している状況。こうした中、同社は自助努力を続けてきたが、これらの費用の吸収は極めて困難な状況にあることから、安定供給を維持するためには値上げが避けられないと判断した。 関連記事: 三菱ケミカル MMAモノマーなど値上げ JXTGエネルギー 1月のベンゼンACPは535ドルで決着 ダウ・ケミカル日本 イオン交換樹脂製品を20%値上げ ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤値上げ、1月16日納入分から 宇部興産 運送費高騰などで、硝酸製品を4月1日から値上げ PSジャパン ポリスチレン樹脂を値上げ、原料高に対応 東洋スチレン ポリスチレン樹脂を10月1日から値上げ プライムポリマー PEとPPを10円/kg以上値上げ 日本ポリプロ 今月15日からポリプロピレンを値上げ KHネオケム 酢酸ブチルなどを値上げ、安定供給を維持