ウレタンMDI 4月以降はアジア市況が軟化傾向

2021年6月25日

買い控えで需給タイトが緩和、足元で下げ止まり

 ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、異常気象による設備停止などの影響で、3月にかけてアジアスポット市況が急騰していたが、4月以降は軟化傾向となっている。

 足元の市況は、モノメリック2400ドル、ポリメリック2100ドルとなっており、3月のピーク時から、モノメリックで1000ドル、ポリメリックで1200ドルも下落した。ベンゼンとのスプレッドについても、

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