【ポリカーボネート特集4】住化ポリカーボネート

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2021年9月27日

PCの特性生かし、光制御技術・製品開発に注力

 住化ポリカーボネートは、1996年に住友化学とダウ・ケミカルの合弁会社・住友ダウとして商業生産を開始。2011年にポリカーボネート(PC)事業のスタイロン社(現トリンセオ)への譲渡により住化スタイロンポリカーボネートに社名変更し、2017年に住友化学100%出資会社となり現在の社名となった。

 愛媛工場に8万tの生産能力をもち、コンパウンドについては、大ロットは愛媛工場で、小ロットや海外顧客には日本、中国、ベトナムの外注工場などで対応している。供給先については、日本を含めた東アジア(中国、台湾、韓国)が多く、東南アジア各国にも輸出。アジア市場は

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