宇部興産は22日、通期連結業績予想の修正を発表した。売上高6350億円(前回予想比650億円増)、営業利益390億円(同20億円増)、経常利益335億円(同10億円減)、純利益195億円(同15億円減)に修正している。
売上高は、ナイロン・合成ゴムなど化学品の需要堅調および石炭価格上昇の影響により、前回予想を上回る見通し。営業利益は、石炭価格上昇の影響はあるものの、化学品の需要が引き続き堅調に推移し前回予想を上回る。経常利益と純利益については、セメント販売・物流のコストアップやセメント事業等の統合に伴う準備費用増など持分法投資損益の悪化の影響が大きく、前回予想を下回る見込み。