SBRやBRは伸び率鈍化、タイヤ関連に減速感
合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、8月の合成ゴムの出荷量は前年同月比8.3%増の10万2600tだった。これで昨年10月から11カ月連続でプラスを継続したが、プラス幅は7月の33.6%増から大幅に縮小している。
その要因として、昨年はコロナ禍の影響で落ち込んだ出荷量が、秋以降に回復傾向を強めたことが挙げられる。2019年の水準までには戻り切っていないものの、今後は伸び率が鈍化することが想定される。
品目別に見ると、
2021年11月29日
SBRやBRは伸び率鈍化、タイヤ関連に減速感
合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、8月の合成ゴムの出荷量は前年同月比8.3%増の10万2600tだった。これで昨年10月から11カ月連続でプラスを継続したが、プラス幅は7月の33.6%増から大幅に縮小している。
その要因として、昨年はコロナ禍の影響で落ち込んだ出荷量が、秋以降に回復傾向を強めたことが挙げられる。2019年の水準までには戻り切っていないものの、今後は伸び率が鈍化することが想定される。
品目別に見ると、