旭化成 硝酸を値上げ、アンモニア高騰などコストが上昇

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2022年7月12日

 旭化成は11日、硝酸について7月21日出荷分から「7円/kg以上」値上げすると発表した。

 硝酸の主原料であるアンモニア価格の高騰と急激な円安の進行、加えて電力をはじめとするエネルギーコストの急騰により、製造コストや外部からの調達コストが上昇している。

 こうした環境下、同社は、徹底した合理化、効率化に懸命に取り組んできたものの、自助努力の範囲を大きく超える状況にあることから、国内での安定供給ならびに事業継続を行うためには、価格改定が不可避であると判断した。