アジア石化市況 エチレン需要悪化でさらに下落 

2022年7月20日

芳香族三製品は続騰、SMスプレッドがマイナス 

  アジア地域の6月第1週の石化市況では、エチレンは前週比12ドル安の1043ドル/tでの取引となった。これで9週連続の下落となり、底打ちをする気配が見られていない。上海ロックダウンによる中国景気の悪化が石化製品の需要低迷につながっていることや、ナフサ価格が弱含んできたことが背景。各社のエチレンプラントの定修が明けてくることもあり、先安観が一段と強まっている。スプレッドは、

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