住友ゴム工業 LiSB用硫黄の可視化に成功、世界初

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2022年9月12日

電池材料開発、タイヤ性能持続技術の進化を加速

 住友ゴム工業は、大型放射光施設「SPring‐8」を活用した共同研究を進める中で、物質の構造と化学結合状態をナノレベルで計測可能な技術「テンダーX線ナノスコープ」を世界で初めて確立し、リチウム硫黄電池(LiSB)の正極材として同社が開発した硫黄化合物内部の、不均一な硫黄化学状態を非破壊で可視化することに成功した。 

住友ゴムなどの共同研究グループは、物質の構造と化学結合状態をナノレベルで計測可能な「テンダーX線ナノスコープ」技術を確立。住友ゴムが開発を進めるLiSB向け硫黄化合物の性能向上につなげていく

 この技術を動作中のLiSBの

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