旭化成は12日、MMAモノマー、シクロへキシル・メタクリレート(CHMA)について、2023年1月10日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、いずれも「20円/kg以上」。
同社は、今年春に原料要因で複数回にわたり当該製品の値上げを発表したが、その後、原料だけでなく電気・ガスなどのユーティリティコストが大幅に上昇している。同社は、これらのコスト上昇は自助努力の範囲を大きく超えていることから、今後も国内で安定供給を継続するためには、さらなる価格改定が不可避であると判断した。
2022年12月13日