積水化学工業はこのほど、2022年度の新築戸建住宅「セキスイハイム」のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率が、対前年5ポイント増の94%(北海道除く)となり、過去最高水準を達成したと発表した。
同社は、1997年に太陽光発電システム(PV)搭載住宅の販売を開始。2013年にはZEH標準対応の住宅を発売するなど、早くから経済性と環境配慮を考えた住まいを積極的に提案してきた。2022年度のZEH供給数は8930棟(北海道含む)にのぼり、多くのユーザーから支持されている。
ZEH対応の特長として、①ZEH区分の中でエネルギー削減率が最高ランクのZEH比率が88%に続伸、②エネルギー自給自足型住宅(蓄電池搭載住宅)は83%、累計で6万棟を突破、③サステナブルなまちづくりの拡販により、建売住宅ZEH比率99%を達成などが挙げられる。同社は今後もZEHの推進を軸とした商品開発や提案力の更なる強化により、環境にやさしくサステナブルな暮らしの一層の普及を目指していく。