日本触媒の3月期 海外市況下落や減販響き減収減益

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2024年5月14日

 日本触媒が13日に発表した連結業績(IFRS)によると、売上収益は前年比7%減の3920億円、営業利益30%減の166億円、純利益43%減の110億円と減収減益だった。売上収益は、製品海外市況および原料価格の下落などにより販売価格が低下したことに加え、販売数量が減少した。利益面では、海上輸送費の下落などにより販売費と一般管理費が減少したものの、アクリル酸エステルなどのスプレッド縮小や加工費の増加(在庫評価差額の影響、インドネシア子会社の減価償却費の増加など)が響いた。

野田和宏社長=決算説明会、5月13日

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