三菱ケミカルグループ 植物由来PCD、風力タービンブレードに採用

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2024年5月21日

 三菱ケミカルグループは20日、スペイン・AEROX社との共同研究開発契約(JRDA)に基づく共同研究を通じ、植物由来のポリカーボネートジオール(PCD)「BENEBiOL(ベネビオール)」が、同社の風力タービンブレード用コーティング剤「AROLEP 940シリーズ」のポリウレタン原料として採用されたと発表した。風力タービンブレード用コーティング剤に「ベネビオール」が採用されるのは初。

風車用タービンブレードのコーティング

 AEROX社のコーティング剤は、

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