【アジア石化特集】カントリーレポート 韓国

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2024年6月13日

世界的な供給過剰と景気低迷が影響、稼働率75%に悪化

 2023年の韓国のGDPは、前年から1.2ポイント低下し、1.4%となった。分野別では建設業が拡大したのに対し、製造業とサービス業が減少した。2024年は2.1%の成長が見込まれるが、それをけん引するのは、内需の伸び以上に輸出の拡大によるところが大きい。輸出と設備投資の好調な伸びで経済は緩やかに改善し、内需全体も緩やかな回復になると予想される。

韓国KPIA シン・ハクチョル会長

 2023年の石油化学産業は、

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