戦略投資で事業成長、国内半導体材料の再編狙う
JSRとJICキャピタル(JICC)はこのほど、JSRの今後の方向性について共同記者会見を開催した。産業革新投資機構(JIC)の子会社JICCによるJSRの株式公開買付け(TOB)が成立し、一連の手続きが完了。6月25日の上場廃止後はJICCが単独株主となり、27日の定時株主総会で新取締役会が誕生し、新たな経営体制が発足した。
取締役には、エリック ジョンソンJSR代表取締役CEO兼社長が再任されたほか、新たにJICCの池内省五社長CEO、板橋理同マネージングディレクター、TIコンサルティングの石川隆利代表、早稲田大学大学院経営管理研究科の平野正雄教授が選任。また監査役には、JSR元執行役員の藤井安文氏、JICCディレクターの松行大志氏と猪又遥氏が選ばれている。
ジョンソンCEO兼社長は、