ENEOSは1日、8月分のベンゼンACP(アジア契約価格)について、「1020ドル/t」で決着したと発表した。7ヵ月連続で1000ドル超となったが、6月の1095ドルをピークに2ヵ月連続の下落となっている。7月のアジアベンゼン需給は、域内の定修要因が一巡したことに加え、アジア品の米国向け輸出量が低位にとどまったことからやや軟調に推移した。
こうした中、8月ACPは前月比45ドル/t安で決着した。なお、国内価格換算想定値は、「161.4円/kg」(前月比同16.5円/kg安)。
2024年8月2日