ブルーイノベーションは12日、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の協力要請を受け、2月5日、埼玉県八潮市道路陥没事故現場において、屋内点検用ドローン「ELIOS 3」を活用した下水管内調査を実施したと発表した。現在も被害に遭われた方の救助活動が行われている。
2025年1月28日に発生した埼玉県八潮市道路陥没事故を受け、流域下水管の状況確認が急務となっている。同調査では、GPSが届かない環境でも安定して飛行可能な「ELIOS 3(Flyability社製)」を活用し、事故現場の下流約600m付近のマンホールから下水管内の状況を調査した。内部映像とともにリアルタイムに表示される高精度3Dマップにより、調査精度の向上に貢献した。今後も、官公庁・自治体を含む関係機関との連携を強化し、全国各地での下水道点検の効率化と安全性向上に寄与していく。
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同社は、「一刻も早い救出が行われます事を祈念申し上げます」とコメントしている。