日中化学産業会議 持続的発展に向け活発な議論

2019年7月11日

 日本化学工業協会(日化協)、石油化学工業協会(石化協)、中国石油・化学工業連合会(CPCIF)の日中化学3団による「日中化学産業会議」が、7月9日、10日の2日間にわたり東京都内で開催された。 

日中化学産業会議の様子
日中化学産業会議会見の様子(左から石化協の森川会長、日化協の淡輪会長、CPCIFの李会長、戴副会長)

 同会議は、日中化学産業の関係を強化し、双方の発展につなげることを目的に、2015年以降、毎年日中交互に行われている。日本開催となる今年は、中国側からはCPCIFの李寿生会長、戴和根副会長をはじめ、中国化学産業の要人52名、日本側からは化学企業のトップや中国現地法人の幹部、経済産業省の関係者など70名超が出席し、活発な議論が行われた。

 9日の全体会議終了後の記者会見で、日化協の淡輪敏会長(三井化学社長)は、「今日の主な議題として、両国の化学産業の現状と未来、ホットなテーマである海洋プラスチックごみ問題における両国の現状や方針について議論が行われた」と語った。

 そして、「海洋プラ問題では中国側から

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について