塩ビ樹脂 4-6月期総出荷は9%増、輸出堅調が貢献

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2019年7月18日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が17日に発表した需給実績によると、今年4-6月期の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同期比9%増の391800tとなり、昨年10-12月期から3期連続のプラスとなった。4-6月期の国内出荷は1%減の251400tで推移。

 用途別で見ると、硬質用は4%減の132800t、軟質用は3%減の6800t、電線・その他用は7%増の57800t。輸出は、34%増の14400tと大幅な増加となった。

 同日開催の定例会見で、横田浩会長(トクヤマ社長)は、「国内出荷は対前年同期比で、若干下振れしたが、ほぼ前年並みの仕上がりと捉えている。2017年との比較で見ると、

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