アジア石化市況 エチレンはスプレッドが改善傾向

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2019年12月17日

ベンゼンは9週連続上昇、SMは弱含みの展開に

 アジア地域の11月第4週の石化市況では、エチレンは5週連続上昇となり、下値が20ドル/t高、上値が30ドル/t高の820~850ドル/tでの取引となった。これまで様子見だった需要家の買いが戻ってきていることが背景にある。スプレッドも、13ドル/t拡大の283ドル/tと改善傾向となった。明るい兆しが見えてきたとはいえ、収益環境はまだまだ厳しい状況が続いている。

 プロピレンは、2週連続の下落となり、下値が20ドル/t安、上値が30ドル/t安の820~850ドル/tとなった。設備が

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