アジア石化市況 コロナ感染拡大で全面安の展開

2020年3月31日

ナフサが300ドル台に、3年7カ月ぶりの低水準

 アジア地域の3月第2週の石化市況では、オレフィン・芳香族とも全面安の展開となった。新型コロナウイルス感染が欧米を中心に拡大し、世界経済の悪化が懸念されている。同週のナフサ価格は、原油安に連動し115ドル安の315ドル/tと2016年8月以来、3年7カ月ぶりの300ドル/t台を記録した。

 こうした中、エチレンは前週比で、

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