三井化学は3日、日本デザイン振興会が主催する「2018年度グッドデザイン賞」を、同社の3製品が受賞したと発表した。同社がグッドデザイン賞を受賞するのは初めて。
受賞したのは、海のミネラルから生まれたイノベーティブ・プラスチック「NAGORI樹脂」、次世代アイウエア「TouchFocus」、体験型デジタルショーケース「Touch The TouchFocus」の3製品。このうちNAGORI樹脂とTouchFocusの2点は、今年度のグッドデザイン賞の中でも特に優れた100件のみが選ばれる「グッドデザイン・ベスト100」にも選出された。
製品の独自性、提案性、審美性、完成度などを基準に、今年度のグッドデザイン賞は、全1353件が受賞した。なかでも「ベスト100」に選ばれるのは、今日のデザイン水準を高めるに相応しく、これからのモデルとなるデザインとして位置づけられるもの。同社2製品のデザインが高く評価された。なお、受賞した同社製品は、東京・大阪・神戸で展示される。
▼「私の選んだ1品2018-2018年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」、日時:10月3日~11月4日、午前11時~午後7時、会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区)、同社展示品:NAGORI樹脂とTouchFocus。
▼「『Living&Design』住まいと暮らしのリノベーション TOTAL INTERIOR」、日時:10月10~12日、午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)、会場:大阪・南港ATCホール、展示品:NAGORI樹脂。
▼「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018-2018年度グッドデザイン賞受賞展」、日時:10月31日~11月4日、午前11時~午後7時、会場:東京ミッドタウン(東京都港区)、展示品:受賞3製品。
▼「GOOD DESIGN AWARD 神戸展」、日時:11月23日~12月24日、会場:神戸ファッション美術館(兵庫県神戸市東灘区)、展示品:NAGORI樹脂とTouchFocus。