セキスイハイム近畿はセキスイハイム工業近畿事業所(奈良市西九条町)内に、体感型ショールーム「セキスイハイムミュージアム奈良」を20日にオープンする。
工場併設型情報発信拠点で、工場生産による住まいづくりを実際に見学した後、住まいづくりで重要な住性能について、より深く理解してもらうことが目的。「会社紹介コーナー」「『災害に強い家』説明コーナー」「住性能展示コーナー」「照明体感ルーム」「応接ルーム」の5つのゾーンを用意した。
会社紹介コーナーでは、セキスイハイムを展開する積水化学工業とセキスイハイムの歴史や商品を紹介。「災害に強い家」説明コーナーでは、近畿エリアで想定される地震災害について映像を交えて説明し、災害の際も安心して暮らせる住宅について理解を深めてもらう。
住性能展示コーナーでは、永く安心して住んでもらうために重要な「基礎」「工法」「外壁耐久性」「断熱・気密性能」「長期保証」の5つについて、体感ツールや実大模型を交えながら解説する。
照明体感ルームでは、部屋の雰囲気をつくる照明計画のポイントを、一般的なLDKの広さで具体的に説明。応接ルームには、多様な住空間を体感してもらうため、インテリアテイストが異なる3室の応接スペースを設けた。
同社では、セキスイハイムを「より詳細に、より明快に」顧客に理解してもらうため、地域ごとの住宅展示場や住宅生産工場の見学コースなど、多くの情報発信拠点を整備してきた。昨年7月には体感型ショールーム「セキスイハイムミュージアム梅田」(大阪市北区)を開設し、都市型情報発信拠点として活用している。