デンカ 青海工場の新総合事務所が竣工、スタッフ部門を集約

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2018年10月26日

新総合事務所「Omi Innovation Hub」
新総合事務所「Omi Innovation Hub」

 デンカは25日、主力工場である青海工場(新潟県糸魚川市)の新総合事務所「Omi Innovation Hub(オーミイノベーションハブ)」が同日竣工したと発表した。建物は地上3階建て(一部地下1階)で、延べ床面積は4173㎡。

 これまで同工場敷地の内外に点在していた約300人のスタッフ部門を集約し、現場とコミュニケーションしやすい未来型のレイアウトを採用した。これにより、青海工場のハブ(中枢)として、同工場の一体的・機能的な運営を実現するとともに、部門間の連携の促進を図る。

展示スペース
展示スペース

 また、同社の歴史と製品を紹介する独創的な展示スペースをはじめ、地域の人たちに開かれたオープンスペースを設けた。近隣住民・小中学生がデンカに対する理解を深め、相互交流につながる場を提供する。

 デンカは2015年に迎えた創業100周年を機に、働く人すべてがイノベーティブになれる環境づくりを進めている。

 今年4月からスタートした経営計画「Denka Value-Up」の3つの成長ビジョンである「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」の実現を目指し、今後とも快適で機能的であることに加え、働く人がわくわくし、インスピレーションの創出につながる環境整備を進めていく。