アジア石化市況 エチレン10週ぶり下落も高値維持

2021年12月7日

ベンゼン・キシレン続落、石炭安が市況の重荷に

 アジア地域の10月第5週の石化市況では、エチレンは前週比10ドル安の1190ドル/tでの取引となった。8月下旬から強含み、前週には1200ドルに到達していたが、10週ぶりに下落している。原油・ナフサ価格が上昇基調を継続しているものの、ポリエチレンなどの誘導品の需要が一服した。ナフサとのスプレッドも

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について