アジア石化市況 エチレン下落基調継続で採算悪化

2021年12月21日

ベンゼンは再び下落、スチレンモノマーも弱含み

 アジア地域の11月第2週の石化市況では、エチレンは前週比5ドル安の1150ドル/tでの取引となった。マイナス幅が縮小したものの、これで3週連続の下落となっている。誘導品の需要が強くない中、これまで電力規制の影響を受けていた中国メーカーが稼働率を上げており、供給増から市場に先安観が出ている。

 スプレッドについても、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について