前月比では改善傾向示す、米国PEも増加傾向に
中国の11月の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSとも、前年同月比でマイナスを継続した。中国自体の景気がやや鈍化傾向にあることや、コンテナ不足や人手不足による物流の混乱などが継続していることが背景にある。ただ、国慶節や電力不足の影響などで落ち込んだ10月との比較では全品目がプラス。前年との比較でもマイナス幅は約2~3割程度に縮小しており、持ち直しのきざしが見られる。
11月の輸入を樹脂別で見ると、