前月比でも回復傾向、米国PEも増加基調を継続
中国の9月の汎用樹脂輸入は、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSの四品目は前年同月比でマイナスを継続したものの、ポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)がプラスに転じている。ゼロコロナ政策による行動制限が続いているものの、8月の電力不足が解消されたことで、引き合いが強まったことが要因。前月比で見ても、EPSを除く5樹脂(PE、PP、PVC、PS、ABS樹脂)はプラス基調を継続しており、汎用樹脂の輸入市場が回復傾向にあることが伺われる。
9月の輸入を樹脂別で見ると、