ADEKAはこのほど、食品事業「RISU BRAND」の2019年度の新製品テーマと製品概要を発表した。今年度新製品の共通テーマは「おいしいにプラス」。
食品業界では、専門店の高級食パンや健康食品などの比較的高価格帯の商品が流行する反面、節約志向も根強く、消費の二極化が進行している。
また、労働人口の減少や、食品ロスに対する意識の高まり、原材料費および物流費の上昇など、業界を取り巻く環境は厳しさを増しており、食品メーカーは、省力化や効率化、賞味期限の延長、コストダウンなど様々な課題に直面していると報じられている。
新製品の共通テーマを「おいしいにプラス」とし、良質な原料を用いるとともに、取引先の課題解決や商品開発をサポートする機能をもつ製品9品種をラインアップ。製パン・製菓・洋菓子の各市場のほか、東京オリンピックを控え、拡大が予想される土産菓子市場に販売を促進していく。