東レは従来品に比べ造水効率を最大2倍に高めた、浄水器用小型RO膜(逆浸透膜)エレメントを開発した。
RO膜エレメントに通す供給水と、透過水が流れる際の抵抗を極限まで抑えつつ、供給水の流速を高める技術によって、造水効率の高い省エネ運転が可能となった。
今後、スケールアップに向けたグローバル実証を進め、海水淡水化や工業用水の製造、工業廃水の浄化などに使われる、産業用大型RO膜エレメントへの展開を目指す。
17日に説明会を行った木村将弘・地球環境研究所長は、技術のポイントとして、高分子精密加工技術を用いた