日本触媒 インドネシアで森づくり、社会貢献活動

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2018年10月1日

 日本触媒はこのほど、インドネシアで社会貢献活動「生物多様性保全と日尼友好バンテン湾の森」づくりを新たに開始し、開所式と第1回目の植林活動を行ったと発表した。

 同活動は2008年から取り組む「日本触媒の森」づくりの1つとして、エビ・カニなどの生息地確保、高波による海岸線浸食の防止を目的とし、インドネシアの海岸にマングローブの森をつくる活動。現地NGOの協力を得て5年間でヒルギ科の苗木3万本の植林を計画している。

 開所式には、来賓としてセラン市長、バンテン州環境局の職員が出席、今回の活動が地域の発展に寄与するものとして歓迎の意を表した。五嶋祐治朗社長による記念植樹の後、社員ボランティアと現地グループ会社の社員が共同で植林を開始し、さらに現地水産学校の学生も作業に加わり、友好的な雰囲気の中での活動となった。

 同社はCSRの一環として10年間継続して「日本触媒の森」づくりを行っている。今後も生物多様性・自然環境の保全、地域への貢献のために、同社グループを挙げてさらなる活動の充実をはかっていく。

デンカ J-WAVEの開局30周年イベントに協賛

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2018年10月1日

 デンカは六本木ヒルズで10月1~8日に開催されるJ-WAVEの開局30周年イベント「TOKYO SOUND EXPERIENCE」に協賛する。

 音楽を通じて文化の振興に貢献することが目的。J-WAVEとブルーノート東京のコラボレーションによるジャズ・ライブ「J-WAVE&BLUE NOTE TOKYO 30TH ANNIVERSRY SPECIAL JAZZ ON THE HILL supported by Denka」が六本木ヒルズ・大屋根プラザで行われる。

 出演アーティストは▼1日(月)fox capture plan▼2日(火)纐纈歩美、シコ・ピニェイロ▼3日(水)小沼ようすけトリオ▼4日(木)orange pekoe▼5日(金)オマール・ソーサ▼6日(土)松永貴志、渡辺香津美▼7日(日)大江千里、Primitive Art Orchestra▼8日(月・祝日)BOKANTE、寺井尚子。

 また、ライブ会場内のブルーノート・カフェで、ブルーノート東京とデンカのコラボカクテルを販売する。ジンをベースとしたブルーゼット・フィズと、ノンアルコールカクテルのハーブ・バップで、どちらもブルーノート東京とデンカのコーポレートカラーをイメージしたブルーを基調とし、ローズマリーやレモングラスを使用した爽やかな味わいとなっている。

 なお、コラボカクテルの売上金の一部は日本赤十字社へ寄付する。価格は税込みでブルーゼット・フィズが900円、ハーブ・バップが700円。営業時間は1日が午後5時~9時半、2~5日は午前11時半~午後9時半、6~8日は午前11時~午後8時半。

 同ライブの様子は、8日午後9時~11時55分にオンエア予定の「Denka JAZZ SUPREME」で放送される。番組では、同社のCM(音楽名言シリーズ篇、ジャズのある物語篇)も流れる。

旭化成グループ 組織改正(10月1日)

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2018年10月1日

 [旭化成グループ/組織改正](10月1日)【旭化成】①製造統括本部の愛宕事業場および石油化学事業本部エネルギー総部の延岡動力部を延岡支社に移管する②生産技術本部において以下の組織改正を行う▽デジタルイノベーションセンターを新設する▽生産技術センターのIoT推進部をデジタルイノベーションセンターの内部組織に位置付ける▽生産技術センターの情報通信技術部をデジタルプラットフォーム技術部に改称し、デジタルイノベーションセンターの内部組織に位置付ける▽デジタルソリューション技術部を新設し、デジタルイノベーションセンターの内部組織に位置付ける▽生産技術センターの生産情報技術・開発部を廃止する③研究・開発本部の融合ソリューション研究所のコア技術開発部、応用技術開発部、共通・管理部を廃止し、新たに基盤IT部、ヘルスケアIT部、生産革新IT部、事業推進部を新設する【高機能マテリアルズ事業本部】▽添加剤事業部のセオラス営業部をセオラス第一営業部とセオラス第二営業部に分割する【旭化成ホームズ】▽環境・渉外技術部を環境・安全・渉外技術部に改称する【旭化成ファーマ】①医薬マーケティング本部にケブザラ事業戦略室を新設する②薬事・信頼性保証センターの安全性管理部と市販後調査部を統合し、ファーマコビジランス部を新設する③医薬営業本部に医薬学術管理部を新設する。

国産ナフサ価格 原油高騰と円安で上昇基調

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2018年9月28日

 C&Fジャパン・スポットナフサ価格は、5月中旬以来となる710ドル超まで上昇。WTI原油価格が70ドル以上で推移していることから、ナフサ価格も上昇基調を強めている。9月26日には

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三菱ケミカル 生分解性プラスチック使用の紙コップを発売

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2018年9月28日

 三菱ケミカルは27日、同社の生分解性プラスチック「BioPBS」を用いた紙コップが、日本紙パルプ商事(東京都中央区)から10月に販売開始されると発表した。

 BioPBSは三菱ケミカルが開発し、基本特許を持ち、同社とタイのPTTグローバルケミカルが折半出資するPTT MCCバイオケムが製造する植物由来の生分解性プラスチック。土中の微生物によって水とCO2に分解されるため、自然環境への負担が少ないという特徴がある。

 日本紙パルプ商事は、そうした生分解性に加え、BioPBSの耐熱性・柔軟性・シール強度に注目し、BioPBSを従来のポリエチレンに代え、紙コップの内面ラミネートに用いることにした。

 三菱ケミカルはBioPBSについて、従来のコンポストバッグや農業用マルチフィルム向け以外に、コーヒーカプセルや紙コップ、ストローといった食品関連など、多方面への用途開発を進めており、すでに複数の海外大手ファストフードチェーンなどとの協議を行っている。

 同社は三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる「KAITEKI」の実現に向け、今後もBioPBSをはじめとする生分解性プラスチックや、植物由来プラスチックの研究開発・用途展開を加速させ、循環型社会の構築やSDGsの達成に貢献していく。

 なお、KAITEKIは三菱ケミカルホールディングスグループのオリジナルコンセプトで、「人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくこと」を表している。

三井化学 チタン製「TouchFocus」の販売を10月から開始

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2018年9月28日

 三井化学は27日、 次世代アイウエア「TouchFocus(タッチフォーカス)」に、これまで利用者から要望の高かった「チタン製フレーム」を新しくラインアップに加え、10月から販売を開始すると発表した。

カラーバリエーション(ブルー)
カラーバリエーション(ブルー)

 タッチフォーカスは、フレームのタッチセンサーに触れると、メガネレンズ内の液晶が駆動し、瞬時に遠近の視界の切り替えができる次世代アイウエア。近くを見る時だけワンタッチで近方の視界へと切り替えられるため、目線を下げたり、メガネをかけ外したりずらしたりすることなく、自然な仕草で、広くクリアな視界が得られる。

 また、フレームには電子回路が内蔵されており、充電式の軽量小型バッテリーが装着されているものの、重さは一般のメガネと同程度の軽量さだ。

 今回発売する「チタン製フレーム」の主な特長は①5種類のフレームフロントのカラーバリエーション(ブルー、グリーン、ブラウン、ブラック、ガンメタル)②世界的デザイン会社であるIDEO社が、テクノロジーの象徴である「流れるような一本のライン」の美しさをデザイン③レンズやフレームは、日常生活を想定した撥水ナノコーティング仕様(全ての商品に対応)など。

 チタン製フレームは軽さや強度、耐食性などに優れ、ファッションの面でも人気が高い。細いフレームで高いデザイン性を実現するため、開発に際し、日本屈指の金属フレームメーカーと協業。チタン製フレーム専用のフラットケーブルを採用し、特殊な成型による超薄肉の絶縁ピースを開発、全部材を細いフレームの中に収める構造設計など、高度なテクノロジーを駆使した。

 なお、新製品は10月29日から受注を開始。メーカー希望小売価格は、27万円(税別)。タッチフォーカスは、今年2月に限定店舗で販売を始め、現在18のメガネ専門店で取り扱っている。10月からは、北海道・東北・四国・九州も含め、日本全国へ販売地域・店舗を拡大していく。同社は、来年には100店舗を目標とし、アジア・欧米への展開も進め、2022年頃には年間5万本の販売を目指している。

山口宇部パワー 新発電所で環境影響評価準備書を届け出

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2018年9月28日

 山口宇部パワーはこのほど、環境影響評価法および電気事業法に基づき、「西沖の山発電所(仮称)新設計画 環境影響評価準備書」を同日、経済産業大臣に届け出るとともに、山口県知事・宇部市長・山陽小野田市長へ送付したと発表した。

 同準備書については、縦覧と説明会を実施する。縦覧場所は山口県宇部健康福祉センターなど関係自治体庁舎と事務所所在地。期間は9月27日~10月26日。事務所所在地は11月9日まで。

 説明会は宇部市多世代ふれあいセンターふれあいホールで、10月5日午後6時半~午後8時半を予定している。

積水化成品 FRP成形品がスポーツカーの外装部品に採用

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2018年9月28日

 積水化成品工業は27日、同社のFRP(繊維強化プラスチック)成形品が、ホンダアクセスが手掛ける「S660 Neo Classic KIT」の外装部品(14部品)に採用されたと発表した。同製品は、21日に販売を開始している。

 S660 Neo Classic KITは、外装部品や灯体などで構成されている。2シーター・オープンスポーツモデルのS660をベースに、このキットを使って外装部品や灯体などを組み替え架装することで、クラシカルなスタイリングにカスタマイズできる。

 S660 Neo Classic KITの開発で、外装部品をほぼ全て新しく設計するにあたり、積水化成品は、部品設計の迅速化や効率化を図ることを目的に、外装部品を単独1社で受け持った。今回の採用について同社は、これまで培ってきた豊富なFRP成形技術や生産実績が認められたものと考えている。

 同社では、これからも自動車部材のカスタマイズ分野で多様化していくニーズに応えるため、軽量で強度や耐久性に優れたFRPの特長を生かした提案を行っていく。

 また、自動車を含む輸送機器事業で、部材の樹脂化やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)、 GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の活用に向けた付加価値提案を加速していくとともに、発泡素材との組み合わせによる複合材料の開発により、ソリューションを提供していく。