太陽石油 昆虫の飼料利用、愛媛大学と実証実験を開始

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2022年8月19日

 太陽石油と愛媛大学はこのほど、同大学において記者会見を開催し、愛媛県宇和島市の養殖漁場において、昆虫を原料とする養殖飼料を用いた養殖実証試験を開始したと発表した。

愛媛大学 左から仁科弘重学長 三浦猛教授

 秀長水産(愛媛県宇和島市)の協力のもと、今年7月から来年3月までの期間、8000尾のマダイを用いた本格的な養殖実証試験を行う。なお、この取り組みは、同社が今年6月に同大学に設置した寄附講座「昆虫の飼料利用学」の活動の一環。昆虫飼料の

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コスモエネルギーHDの4-6月期 増収増益で最高収益

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2022年8月19日

 コスモエネルギーホールディングスはこのほど、2023年3月期第1四半期(4―6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比25%増の6624億円、営業利益157%増の1239億円、経常利益145%増の1215億円、純利益178%増の776億円で、第1四半期として過去最高益を更新した。なお在庫影響を除いた経常利益は61%増の487億円だった。

 決算説明会で植松孝之代表取締役専務執行役員は

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帝人 目黒研究所を取得、プロバイオティクス事業を強化

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2022年8月19日

 帝人はこのほど、丸石製薬(大阪市鶴見区)が保有する「目黒研究所」(大阪市中央区)について譲渡契約を締結したと発表した。丸石製薬は10月までに株式を譲渡し、帝人は同研究所の事業ならびに人員および設備を引き継ぐ。

丸石製薬から譲渡される「目黒研究所」

 丸石製薬は、1888年に日本薬局方医薬品(ベーシックドラッグ)メーカーとして創業。近年では、周術期医療領域、および感染対策領域において、国際的にも一定の評価を得るスペシャリティファーマ(新薬開発企業)へと成長を遂げ、

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石化協 MMAモノマー、7月の国内出荷は7%増に反転

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2022年8月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した7月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比7%増の1万385tとなった。7ヵ月ぶりのプラスとなり、4ヵ月ぶりに1万t台を回復している。

 ポリマーの国内出荷は、

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汎用4樹脂 7月の国内出荷、引き続き全品目がマイナス

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2022年8月19日

 業界筋によると、7月の汎用四樹脂の国内出荷は、前月に引き続き、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の全品目がマイナスとなった。生活必需品などの物価上昇で

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東海カーボン 上期は黒鉛電極の市況反転で増益

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2022年8月19日

長坂社長「ROIC10%に向け成長投資を継続」

 東海カーボンの2022年12月期第2四半期(1-6月期)連結決算は、売上高が前年同期比34%増の1571億円、営業利益53%増の167億円となった。主力である黒鉛電極の市況反転と、ファインカーボン(FC)が堅調さを維持したことにより大幅な増収増益となっている。

 9日に決算会見を開催し、長坂一社長が中期経営計画について進捗を説明した。主力の

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出光興産 水添石油樹脂を値上げ、コスト上昇に対応

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2022年8月19日

 出光興産は18日、水添石油樹脂「アイマーブ」全グレードについて、9月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「60円/kg以上」。当該製品の値上げは、昨年12月以来となる。

 原油・ナフサ価格の上昇が続く中、急激な円安が進み、原料コストや用役費、また設備維持を目的とした修繕費や物流費といった各種コストが増加している。同社は、コスト低減に継続して取り組んでいるものの、こうしたコストの高騰は自助努力により吸収できる水準を超えていることから、さらなる価格改定をせざるを得ないと判断した。

 なお、原料など各種コストが想定以上に大きく変動する場合には、改定幅を修正するケースもあるとしている。

クラレ 液状ゴムを値上げ、主要原料価格が高騰

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2022年8月19日

 クラレはこのほど、液状ゴムを9月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内向けが「100円/kg」、海外向けが「1.0USドル/kg」。

 当該製品は主要原料価格が高騰し、収益を圧迫している。同社は、製造コストの著しい上昇は自助努力による吸収の範囲を超えることから、供給の継続と事業運営の維持のため、値上げを決定した。