旭化成 ナイロン66繊維を値上げ、コスト上昇に対応

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2022年2月24日

 旭化成は22日、ナイロン66繊維「レオナ」の全品種について、3月1日出荷分から順次値上げすると発表した。改定幅は「現行価格から10~15%」。

 ナイロン66繊維は、昨年2月の北米寒波以降、供給不足の状況が継続。一方、足元では、アンモニアを中心に原料価格が上昇し、さらに天然ガス・石炭価格の高騰により用役コストが大幅に上昇している。加えて、コンテナ輸送費用を中心とする物流費や副原料、人件費も上昇基調にある。

 こうした中、同社は、可能な限りのコスト削減努力を継続しているものの、自助努力だけでは吸収できる範囲を大きく超えていることから、今後も生産・販売・開発体制を継続し安定した品質の製品を継続供給するため、今回の価格改定の実施を決定した。

JAPAN PACK開催 ESG課題や循環経済を講演

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2022年2月22日

 日本包装機械工業会が主催する「JAPAN PACK 2022[日本包装産業展]」が東京ビッグサイトで開催された。

開会式の様子

 第33回となる今回のテーマは「ともにつくる 未来の包程式」。「省エネ・省資源化」「人手不足解消」「安全安心・衛生性向上」やカーボンニュートラル、新型コロナ対策といった喫緊の課題について、「包装」のチカラで解決する機械・技術・サービスなどが展示され、出展者数は299社・団体に上った。

 開会式で、大森利夫同工業会会長(大森機械工業社長)は

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三井化学など クラッカーのアンモニア専焼化技術実証へ

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2022年2月22日

 三井化学はこのほど、同社を幹事会社とする4社共同の「ナフサ分解炉の高度化技術の開発(テーマ:アンモニア燃料のナフサ分解炉実用化)」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」の実証事業に採択されたと発表した。

 同事業では、従来メタンを主成分としていたナフサ分解炉の燃料を

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日本ゼオンなど 循環型の合成ゴム原料開発、NEDO事業に

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2022年2月22日

 日本ゼオンと横浜ゴムは21日、両社が実施する「炭素資源循環型の合成ゴム基幹化学品製造技術の開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション(GI)基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」として採択されたと発表した。

 GI基金事業は、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という国が掲げた目標の達成に向けて、エネルギー・産業部門の構造転換や、大胆な投資によるイノベーションの加速を目指して、経済産業省により設置された制度。この目標に経営課題として取り組む企業等に対し、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する。

 日本における使用済タイヤの多くは、

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住友化学とマイクロ波化学 メタン由来の水素製造プロセス、共同で開発

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2022年2月22日

 住友化学とマイクロ波化学は21日、メタンをマイクロ波により熱分解し、水素を製造するプロセスの共同開発に着手したと発表した。商業生産開始は2030年代前半の予定で、生産能力は年間数万tを目指す。

 水素は、各種合成樹脂や有機化合物などの化学製品の原料として使用されるほか、 “住友化学とマイクロ波化学 メタン由来の水素製造プロセス、共同で開発” の続きを読む

旭化成ファーマ 新たなグリコアルブミン測定試薬、販売を開始

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2022年2月22日

「ルシカ GA-L2」

 旭化成ファーマは21日、血糖の管理指標であるグリコアルブミンの測定試薬の新製品「ルシカ GA‐L2」の販売を3月1日から開始すると発表した。

 同社は糖尿病の血糖コントロールに有用なマーカーとしてグリコアルブミンに着目。オリジナルの酵素を “旭化成ファーマ 新たなグリコアルブミン測定試薬、販売を開始” の続きを読む

三井化学 役員人事(2022年4月1日他)

2022年2月22日

[三井化学・役員人事](4月1日)▽代表取締役、専務執行役員芳野正▽取締役参与松尾英喜(6月24日)▽解兼取締役、参与松尾英喜▽取締役、専務執行役員安藤嘉規▽退任(取締役)馬田一▽取締役三村孝仁▽参与諫山滋▽常勤監査役西尾寛。

デンカ 人事(2022年3月1日他)

2022年2月22日

[デンカ・人事](3月1日)▽解兼ライフイノベーション部門ワクチン・診断薬事業本部ワクチン部長、同部門同本部営業戦略部長大塚剛▽同本部ワクチン部長、同本部ワクチン販売課長土田哲也▽同本部営業戦略部副部長川舩泰雅▽同本部東京メディカル支店副支店長兼房宏和▽同本部広島メディカル営業所長安田則克(4月1日)▽青海工場セメント・特混研究部グループリーダー樋口隆行。

アジア石化市況 エチレン需要減で下落基調を継続

2022年2月22日

芳香族は原油高で上昇、ベンゼン再び1000ドルに

 アジア地域の1月第2週の石化市況では、エチレンは前週比25ドル安の950ドル/tでの取引となった。年末を挟んで下落基調が続いており、3週連続での下落となっている。需要の低迷から誘導品の採算が悪化しており、

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