セラニーズはこのほど、デュポンのMobility&Materials(M&M)事業の大半を110億ドルで買収することで合意した。買収するM&M事業の昨年の売上は約35億ドル、EBITDAは約8億ドル。買収は今年末頃に完了する予定で、4年以内に4.5億ドルのシナジー効果を見込んでいる。
M&M事業は、
2022年3月8日
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三菱ケミカルおよび三菱ケミカルメタクリレーツは7日、PMMAレジン「アクリペット」とアクリルシート「アクリライト」の国内価格について、4月1日出荷分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。改定幅はいずれも「20%」。
当該製品の国内需要は、コロナ禍において導光板などの巣ごもり需要が堅調に推移し、その他一般用途の需要も回復傾向が続いている。一方で、原料のMMAモノマーは、原燃料価格の高騰などにより製造コストが大幅な上昇を継続。また、国内外における物流費の高騰により、添加剤や梱包副資材などの価格も引き続き上昇していることに加え、工場のメンテナンス費用などのコストも上昇している。
こうした中、同社は、コスト上昇分を吸収するためこれまで自助努力を続けてきたが、これ以上の負担は極めて困難な状況にあることから、今後も国内顧客へ良質の製品を安定的に供給していくためには、値上げせざるを得ないとの判断に至った。
2022年3月8日
[JNC・役員人事](4月1日)▽解兼常務執行役員人事部担当、取締役溝部仰起▽経営企画室担当、取締役常務執行役員事業化本部・購買物流部・化学品事業部担当浅野進▽機能材料グローバル推進室長委嘱、液晶事業部担当、常務執行役員情報材料事業部担当、九州化学工業社長・JNCマテリアル社長委嘱宮澤和利▽秘書室・人事部担当、常務執行役員総務部長委嘱、監理室・法務部担当田村秀人▽常務執行役員知的財産部・JNC石油化学市原研究所・JNCファイバーズ繊維開発センター担当、研究開発本部長委嘱、横浜研究所担当大塚信之▽技術本部長委嘱、環境安全品質部・生産技術部・CN推進室担当、JNC石油化学社長委嘱、同社市原製造所担当、執行役員同社四日市工場担当長濵英樹▽同役員経営企画室長委嘱藤田敦子▽退任(常務執行役員研究開発本部・知的財産部・環境安全品質部・生産技術部担当)下村洋三。
2022年3月8日
三井化学は7日、アセトン(AC)、イソプロピルアルコール(IPA)、メチルイソブチルケトン(MIBK)、MIBK類を、3月14日出荷分から値上げすると発表した。
改定幅は、ACが「39円/kg」(ナフサ上昇分:36円+用役・副原料上昇分:3円)、MIBKとMIBK類は「53円/kg」(同47円+6円)、IPAは「35円/kg」(同29円+6円)。対象製品の主原料であるナフサ価格は、今年1Q(1-3月期)は6万5000円/klを超える勢いで上昇しており、2Q(4-6月期)には8万円/klを上回る価格が見込まれている。また、重油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇により、同社の用役費や副原料価格も大幅に上昇している。
こうしたコストの高騰は自助努力の範囲を超えるものであることから、安定供給体制の維持を図るためにも、価格改定せざるを得ないと判断した。なお、想定したナフサ水準が変動する場合は、さらなる価格改定もあるとしている。