クラレ PVB樹脂を国内外で値上げ、安定供給を維持

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2022年4月4日

 クラレは1日、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂「モビタール」を4月15日出荷分からグローバルで値上げすると発表した。改定幅は、国内向けが「175円/kg以上」、アジアパシフィック、北中南米、中東・アフリカ向けが「1400米ドル/t以上」、欧州向けが「1300ユーロ/t以上」。

 対象製品の主要原材料や燃料、物流費用などを含めたコストの上昇は、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、安定供給を維持するために価格改定の実施を決めた。

KHネオケム 1,3‐ブチレングリコールを値上げ

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2022年4月4日

 KHネオケムは1日、1,3‐ブチレングリコールおよび1,3‐ブチレングリコール‐Pについて、4月25日納入分から値上げする、と発表した。改定幅は「50円/kg」。

 世界情勢の急変を背景として原燃料価格が高騰を続けており、事業環境の急速な悪化が避けられない状況にある。こうした中、同社は、今後も製品の安定供給を維持していくため、値上げせざるを得ないと判断した。

 

ENEOS 4月のベンゼンACPは前月比95ドル高

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2022年4月4日

 ENEOSは1日、4月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を1195ドル/tで決着したと発表した。3月のアジアベンゼン市況は、原油価格に連動して乱高下したものの、後半にかけて底堅く推移した。こうした市場環境を反映し、4月ACPは前月比95ドル/t高で決着。1月以降、4ヵ月連続の上昇となった。

 なお国内価格換算想定値は、152.1円/kgとなる。

 

 

デンカ 冠動脈性心疾患リスクマーカー測定試薬を発売

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2022年4月1日

 デンカはこのほど、冠動脈性心疾患リスクマーカーである超悪玉コレステロール(sdLDL‐C)を測定する国内初の体外診断用医薬品「s LDL‐EX『生研』」を、4月1日から販売開始すると発表した。

s LDL-EX「生研」

 同製品は冠動脈性心疾患発症リスク管理の補助を目的とした測定試薬。汎用の自動分析装置と組み合わせて使用することで、約10分で人の血液中のsdLDL‐C値を測定し、心筋梗塞や狭心症といった冠動脈性心疾患発症リスクを評価する。

 コレステロールは

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トクヤマ セメント製造のCO2を回収、実証試験を実施

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2022年4月1日

 トクヤマはこのほど、三菱重工エンジニアリング(MHIENG)との間で、セメント製造時に排出されるCO2回収技術の検証のため、共同実証試験の実施について合意し、覚書(MOU)を締結したと発表した。

 セメントの製造では、

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三井化学 バイオ由来のメガネレンズ材料、新製品上市

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2022年4月1日

 三井化学は、植物由来の原料を使った高屈折率メガネレンズ材料「Do Green(ドゥ グリーン)」シリーズのラインアップに屈折率1.60の「MR‐160DG」を加え、4月1日から販売を開始すると発表した。同製品は、日本有機資源協会(JORA)のバイオマスマーク認定を取得。同認定を受けた屈折率1.60のメガネレンズ材料の販売は世界初となる。

樹脂製メガネレンズ(イメージ)

 同社が注力するビジョンケア材料事業では、カーボンニュートラル戦略の下、「Do Green」製品の拡充を進めている。顧客の多様なニーズに応え、

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旭化成ファーマ アナログペプチド、独占的ライセンスを契約

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2022年4月1日

 旭化成ファーマは31日、VectivBio(スイス・バーゼル市)との間で、次世代長時間作用型のGLP‐2アナログペプチド「apraglutide」の、日本における独占的開発権および販売権に関するライセンス契約を締結したと発表した。

 天然型GLP‐2は、

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東ソー 大洋塩ビへの出資比率引き上げ、三井化学が撤退

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2022年4月1日

 東ソーは31日、連結子会社である大洋塩ビ(東ソー68%、三井化学16%、デンカ16%)について、三井化学が保有する全株式を取得したと発表した。これにより、大洋塩ビの出資比率は東ソー84%、デンカ16%となる。

 なお、大洋塩ビは、

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三菱ケミカル CFRTPのパイロット設備が稼働を開始

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2022年4月1日

 三菱ケミカルは31日、熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維複合材料(CFRTP)について、新設したパイロット設備が稼働を開始したと発表した。4月からサンプル出荷を開始する。

CFRTP「カイロン ウルトラ」サンプル

 自動車や航空機などのモビリティ用途では、環境規制などを背景にボディの軽量化要求が高まっており、軽さと強度を兼ね備える炭素繊維複合材 料(CFRP)の利用が進むと見込まれている。一方で、

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