【国際化特集】昭和電工代表取締役社長 髙橋秀仁氏

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2022年3月29日

セグメントを再編、ポートフォリオ改革はROICを重視

 ━「共創型化学会社」の方向性を示しました。

  昭和電工と昭和電工マテリアルズ(SDMC)が統合した新会社は、我々にとって完全に生まれ変わることになる。昨年の1月から両社役員へのインタビューや社員へのワークショップなどを行う中、どういった会社にしていきたいかについてキーワードや意見を出してもらい、改めて新会社の方向性を打ち出した。

 その中で議論したことは、化学には光と影があり、

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理化学研究所 PEM型水電解用の非貴金属・耐酸性触媒を開発

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2022年3月28日

 理化学研究所の日中共同研究チームはこのほど、酸性環境で駆動する世界最高の活性と安定性を兼ね備えた非貴金属材料触媒「Co2MnO4(Co:コバルト、Mn:マンガン、O:酸素)」の開発に成功した。

 水の電気分解による水素製造において、

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塩ビ樹脂 1月の国内出荷は1%減、輸出伸長し総出荷は増

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2022年3月28日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、1月の塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は前年同月比1.0%減の7万6800tと2ヵ月連続のマイナスだった。

 用途別では、

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SEMI 世界半導体材料、2021年販売額は過去最高に

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2022年3月28日

 SEMIはこのほど、2021年の世界半導体材料販売額が前年比15.9%増の643億ドルとなり、2020年に記録された過去最高額555億ドルを更新したと発表した。この統計はSEMIの材料市場統計レポート(MMDS)が提供している。

 世界のウェーハプロセス材料の販売額は

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出光興産 炭酸塩をアスファルトの資材に、CO2を固定化

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2022年3月28日

炭酸塩を使用して舗装した道路(石炭・ 環境 研究所入口)

 出光興産はこのほど、石炭・環境研究所(千葉県袖ケ浦市)内に、ボイラー排ガス中のCO2を固定化した合成炭酸カルシウム(炭酸塩)を用いたアスファルトの試験舗装(舗装厚4㎝、面積500㎡)を実施したと発表した。

 試験舗装に用いた炭酸塩は、

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宇部興産 CPLの3月契約価格、30ドル高で決着

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2022年3月28日

ベンゼン高でスプレッド悪化、先行きが不透明に

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、3月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比30ドル高の2150ドルで決着した。2ヵ月連続での値上げとなったが、

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クラレ EVOH製品を値上げ、主原料など高騰で採算改善

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2022年3月28日

 クラレは25日、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)製品「エバール」、回収助剤、パージング材を4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅はいずれの製品も、国内向けが「60円/kg」、アジアパシフィックと北南米向けが「0.60米ドル/kg」、欧州向けが「0.85ユーロ/kg」。

 対象製品のユーティリティコストが著しく上昇している上、主要原料価格や物流費など各種コストが高騰しており、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっている。こうした状況下、採算改善を行い安定供給を維持するために、価格改定の実施を決めた。

旭化成 スチレン系製品を値上げ、原燃料価格が上昇

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2022年3月28日

 旭化成は25日、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびスチレン系特殊透明樹脂について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品はスチレン系熱可塑性エラストマー「タフプレン」「アサプレンT」など、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「タフテック」「S.O.E.」、スチレン系特殊透明樹脂「アサフレックス」で、改定幅は全製品「60円/kg以上」。

 昨今の原油価格の高騰に伴い、主原料価格の上昇、原燃料価格の高騰による用役および副原料コストが上昇。また海上運賃を中心とした物流費などが高騰し、対象製品の製造コストが自助努力の範囲を超えて大幅に上昇している。同社は、製品の安定供給維持のために、値上げせざるを得ないと判断した。

 なお、今後の社会情勢次第では、再度改定する可能性があるとしている。