日本ゼオンの2022年3月期連結決算は、売上高が前年比20%増の362億円、営業利益は同33%増の444億円、経常利益は同28%増の495億円、純利益は同21%増の334億円となり、いずれも過去最高となった。
27日に行われた決算説明会で、曽根芳之常務執行役員は
2022年4月28日
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ENEOSマテリアルは27日、エラストマーおよびラテックス製品について、6月1日納入分から値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、国内は、ESBR、BR、NBR、RB、HSR、PN(粉末NBR)が「20円/kg以上」、SSBR、TR/SISが「25円/kg以上」、IIRが「30円/kg以上」、SB Latexが「30円/kg以上(ドライ換算)」、DNRが「40円以/kg上」、IRが「70円/kg以上」。
海外では、BST ENEOS Elastmer(タイ)のSSBRが「160ドル/t以上」、ENEOS MOL Synthetic Rubber(ハンガリー)のSSBRが「130ユーロ/t以上」となっている。
世界的に金属、油脂、天然ガスなどのコモデティ品の価格上昇が続いており、重合触媒、老化防止剤、乳化剤、変性剤などの原材料、および生産エネルギーコストの上昇が発生している。同社は、コスト増加を吸収しながら対応してきたが、自助努力の範囲を超えていることから、今後も安定的に製品供給を続けるために、値上げせざるを得ないと判断した。
2022年4月28日
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2022年4月27日
三菱ケミカルホールディングスグループは26日、ポリビニルアルコール(PVA)製品群について、5月9日出荷分から国内と輸出の取引価格を値上げすると発表した。対象製品はPVA「ゴーセノール」、PVA特殊銘柄「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」、ゴーセネックスZ用架橋剤「セーフリンク」で、改定幅は国内価格が「100円/kg」、輸出価格が「1200ドル/t」または「1100ユーロ/t」。
現在、PVA系樹脂の需給バランスがタイトな状況にあり、対象製品の供給が一層ひっ迫している。さらに、各種コストの上昇により、同社の事業収益は悪化が進んでいる。こうした中、同社は、安定供給を維持するために採算是正が必要であると判断した。なお、対象製品は昨年から断続的に値上げが続いており、今回の値上げは今年に入り3回目となる。