日本ゼオンの3月期 増収増益で売上・利益とも過去最高

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2022年4月28日

 日本ゼオンの2022年3月期連結決算は、売上高が前年比20%増の362億円、営業利益は同33%増の444億円、経常利益は同28%増の495億円、純利益は同21%増の334億円となり、いずれも過去最高となった。

 27日に行われた決算説明会で、曽根芳之常務執行役員は

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積水化学工業の3月期 原料高を売値改善とコスト削減で挽回

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2022年4月28日

 積水化学工業は27日、2022年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比10%増の1兆1579億円、営業利益32%増の889億円、経常利益55%増の970億円、純利益11%減の371億円となった。

 同日開催されたオンライン会見において、上脇太取締役専務執行役員は

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ENEOS NUC 電線絶縁用PE増強、起工式を開催

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2022年4月28日

ENEOS NUC 岩崎努社長

 ENEOS NUCは27日、超高圧および高圧電線の絶縁用ポリエチレン(PE)の設備増強について、川崎工業所内の建設予定地で起工式を行った。生産能力を3万t増強する計画で、2023年度末の商用生産を目指す。なお起工式には、ENEOSの齊藤猛社長をはじめ、来賓者・工事関係者など約30人が参列した。

 世界的なカーボンニュートラルに向けた計画や、

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信越化学工業の3月期 塩ビ事業がけん引し過去最高益を更新

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2022年4月28日

 信越化学工業は27日、2022年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比39%増の2兆744億円、営業利益72%増の6763億円、経常利益71%増の6944億円、純利益70%増の5001億円となった。

 同日開催された決算会見において、斉藤恭彦社長は

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日本ゼオン LIB用バインダー、タイ拠点に新設備を建設

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2022年4月28日

 日本ゼオンは27日、LIB用バインダーについて、タイ拠点に新たな生産設備を建設し、生産能力を増強することを決定したと発表した。

 同社は、

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三菱ケミHDグループ 食品包装用ラップフィルム値上げ、6月から

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2022年4月28日

 三菱ケミカルHDグループは27日、食品包装用ラップフィルム「ダイアラップ」関連製品について、6月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「現行価格の30%以上」。

 海外における社会情勢の緊張の高まりから、原材料価格が騰勢を強めており、加えて電力費、包材費、物流費も一層上昇し、事業収益を大きく圧迫している。

 同社グループは、継続的なコスト削減に努力してきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、昨年11月の価格改定に追加する形で、今回、値上げを決定した。

ENEOSマテリアル エラストマーおよびラテックスを値上げ

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2022年4月28日

 ENEOSマテリアルは27日、エラストマーおよびラテックス製品について、6月1日納入分から値上げすると発表した。

 対象製品と改定幅は、国内は、ESBR、BR、NBR、RB、HSR、PN(粉末NBR)が「20円/kg以上」、SSBR、TR/SISが「25円/kg以上」、IIRが「30円/kg以上」、SB Latexが「30円/kg以上(ドライ換算)」、DNRが「40円以/kg上」、IRが「70円/kg以上」。

 海外では、BST ENEOS Elastmer(タイ)のSSBRが「160ドル/t以上」、ENEOS MOL Synthetic Rubber(ハンガリー)のSSBRが「130ユーロ/t以上」となっている。

 世界的に金属、油脂、天然ガスなどのコモデティ品の価格上昇が続いており、重合触媒、老化防止剤、乳化剤、変性剤などの原材料、および生産エネルギーコストの上昇が発生している。同社は、コスト増加を吸収しながら対応してきたが、自助努力の範囲を超えていることから、今後も安定的に製品供給を続けるために、値上げせざるを得ないと判断した。

昭和電工 クロロプレンゴムを値上げ、コスト上昇に対応

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2022年4月28日

 昭和電工は27日、合成樹脂の一種であるクロロプレンゴム「ショウプレン」について、5月16日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「60円/kg以上」。

 当該事業を取り巻く環境は、昨今の原燃料高を背景とした原材料や電力コストなどの高騰により、厳しい状況が続いている。同社はこれまで、生産の合理化などコストダウンに努めてきたが、安定供給体制を維持するために、コスト上昇分の一部を製品価格に転嫁せざるを得ないと判断した。

 

三菱ケミHDグループ PVA製品群を再値上げ、需給がタイト

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2022年4月27日

 三菱ケミカルホールディングスグループは26日、ポリビニルアルコール(PVA)製品群について、5月9日出荷分から国内と輸出の取引価格を値上げすると発表した。対象製品はPVA「ゴーセノール」、PVA特殊銘柄「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」、ゴーセネックスZ用架橋剤「セーフリンク」で、改定幅は国内価格が「100円/kg」、輸出価格が「1200ドル/t」または「1100ユーロ/t」。

 現在、PVA系樹脂の需給バランスがタイトな状況にあり、対象製品の供給が一層ひっ迫している。さらに、各種コストの上昇により、同社の事業収益は悪化が進んでいる。こうした中、同社は、安定供給を維持するために採算是正が必要であると判断した。なお、対象製品は昨年から断続的に値上げが続いており、今回の値上げは今年に入り3回目となる。