信越化学工業 塩化ビニル樹脂を値上げ、1月以来3ヵ月ぶり

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2022年3月17日

 信越化学工業は16日、塩化ビニル樹脂(塩ビ)の国内向け販売価格について、4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「35円/kg以上」。

 同社は今年1月から塩ビの値上げを実施したが、その後も原油ならびにナフサ価格はコロナ禍からの景気回復により上昇が続いており、さらにロシアのウクライナ侵攻により一段と騰勢を強めている。また、ユーティリティ、運賃などの諸費用も大幅に上昇している。塩ビの需給については、国内外ともにこれから定期修理シーズンを迎えることにより、タイトに推移することが見込まれる。また、日本からインド、中国などへの輸出価格も上昇している。

 こうした状況を踏まえ、同社は値上げを打ち出しており、需要家の理解を得られるよう努めていく。なお、国際情勢が不透明であるため、ナフサ価格が大きく変動した場合、改定幅の変更を行うこともあるとしている。

クラレ メタクリル樹脂成形材を値上げ、安定供給を維持

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2022年3月17日

 クラレは16日、メタクリル樹脂成形材料「パラペット」について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内価格が「20%以上」、輸出価格が「30%以上」。

 現在、メタクリル樹脂成形材料の需給バランスはタイトな状況が継続し、対象製品に関する各種コストが上昇している。同社は、自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、採算改善を行い、安定供給を維持するために、値上げの実施を決定した。

ダイセル 人事②(2022年4月1日)

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2022年3月17日

[ダイセル・人事②](4月1日)【ライフサイエンス事業企画室】▽小岩井一倫▽主幹部員寺居和宏▽主席部員、知的財産センター知的財産戦略グループ主席部員平山復志▽主席部員江見恭一▽CPIカンパニー長兼同カンパニーAnalyticalToolsBU長兼事業推進部長村上達史▽同カンパニー同BU生産部長兼ダイセル新井ケミカル生産開発部CPI開発生産課長濵嵜亮太▽同カンパニー同BU同部主任部員兼ダイセル新井ケミカル生産開発部CPI開発生産課長代理田辺載▽同カンパニー同BU生産計画部長、カスタマーセンター新井グループリーダー兼ダイセル新井ケミカル生産開発部生産計画課長益田雅彦▽同カンパニー同BU品質保証部長、ダイセル新井ケミカル品質保証部品質検査課道下岳史▽同カンパニーライフサイエンス研究開発センター主席研究員兼事業推進部主席部員森下康人▽同カンパニー同センター所長大西敦▽同カンパニー同センター主任研究員鏡原泰広▽同、ダイセル新井ケミカル生産開発部CPI開発生産課長代理大西崇文▽CPIカンパニーライフサイエンス研究開発センター主任研究員永井寛嗣▽同内村誠一▽同、チェーンプロダクションカンパニー姫路製造所網干工場品質管理部主任部員林素子▽CPIカンパニーライフサイエンス研究開発センター主任研究員橋川尚弘▽同楢﨑美也▽同坂口奈央樹▽同カンパニーライフサイエンス製品営業部長村角公一▽同カンパニー同部副部長兼事業推進部主席部員山本英昭▽同カンパニー同部岡本一郎▽同カンパニー同部主任部員宮本翔志▽同岡林智仁▽同中田裕子▽事業推進部副部長蓑田稔治▽同部主席部員二川亨▽同磯村貴子▽同部主任部員宮澤賢一郎▽同山本勝之▽同伊賀弘充▽同部主席部員、チェーンプロダクションカンパニー品質保証部品質保証グループ主席部員井手貴人▽事業推進部主席部員兼CPIカンパニーライフサイエンス製品営業部主席部員伊藤宣昭。

 

ダウ日本 機能性化学品を値上げ、原燃料価格が高騰

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2022年3月17日

 ダウ日本は16日、アミン類をはじめとする機能性化学品について3月20日納入分から値上げすると発表した。

 対象製品と改定幅は、エタノールアミン類、エチレンアミン類が「50円/kg」、イソプロパノールアミン類が「30円/kg」、アルキルアルカノールアミン類が「20円/kg」、エチレン系グリコールエーテルが「30円/kg」、プロピレン系グリコールエーテルが「35円/kg」、同(電材グレード)が「40円/kg」、機能性グリコールエーテル、酸(プロピオン酸)、アルコール、エステル類が「30円/kg」となっている。

 同社は、主原料および燃料価格の高騰ならびに世界的な需給バランスのひっ迫から、今回の値上げを決定した。

クラレ MMAモノマーとMAAを値上げ、採算改善図る

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2022年3月17日

 クラレは16日、MMAモノマー(メタクリル酸メチル)およびメタクリル酸(MAA)について、4月1日出荷分から国内向け価格を値上げすると発表した。改定幅は「60円/kg」。

 MMAモノマーおよびメタクリル酸は、透明樹脂・塗料・建材などの用途や、MMAモノマーを原料とするPMMA成形材料の自動車・液晶関連用途での需要が堅調に推移している。一方、原料面では、原油価格の高騰を背景にナフサ価格の大幅な上昇が見込まれ、さらには物流費の高騰など各種コストの増加も見込まれている。

 同社は、自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、採算改善を行い、安定供給を維持するために、価格改定の実施を決定した。

ユニチカ 役員人事(2022年4月1日)

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2022年3月17日

[ユニチカ・役員人事](4月1日)▽取締役上席執行役員技術開発本部長兼生産統括本部長北野正和▽常務執行役員経営企画本部長兼コーポレート統括部長久内克秀▽上席執行役員不織布事業部長吉村哲也▽宇治事業所長今村高之▽上席執行役員ガラス繊維事業部長兼ユニチカグラスファイバー社長藤井実▽顧問杉澤滋▽執行役員中央研究所長植田敦子▽同役員人事総務部長尾﨑達博▽同役員樹脂事業部長村上浩司。

日本化学会 第102春季年会、今年もオンラインで開催

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2022年3月16日

 日本化学会はこのほど、第102春季年会(今月23~26日)の概要について記者会見を開催した。コロナ禍の影響もあり、昨年に引き続き今年もオンライン(Zoom)での開催となる。

 松本卓也実行委員長(大阪大学教授)は、

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旭化成 スマートフードチェーン構築、青果輸送を開始

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2022年3月16日

「Fresh logi 密閉ボックス」

 旭化成は15日、農薬・食品産業技術総合研究所(農研機構:茨城県つくば市)と取り組んできたスマートフードチェーン構築のための共同研究について、社会実装として4月から大手物流業者と連携し青果輸送に取り組むと発表した。

 これまで把握することが困難であった青果物の輸送・保管条件を可視化し、データに基づき

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