【アジア石化特集】カントリーレポート マレーシア

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2024年6月14日

価値創出、環境対応でハイテク製品のハブに

 2023年のマレーシア経済の成長率は3.7%で、前年の8.7%を大きく下回った。弱い外需、商品生産の混乱、生活費の上昇の中、内需と観光の回復に支えられた。貿易額は7.3%減ったが、約2000億リンギット(MYR)の黒字だった。

 ASEAN、中国、米国、EU、日本で全体の3分の2を占め、

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【アジア石化特集】カントリーレポート インド

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2024年6月14日

2023年度GDP8.2%に上昇、年度後半から好調に

 インド政府は、同国の2023年度(2024年3月期)のGDP成長率が前年度比1.2ポイント上昇の8.2%と発表した。製造業と建築業の好調にけん引され、10―12月期に8.4%と過去7四半期で最も高成長を達成するなど好調に推移した。2024年度について、

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【アジア石化特集】カントリーレポート タイ

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2024年6月14日

2024年は輸出拡大やインバウンド、官民投資が成長けん引

 タイの2023年のGDPは1.9%と、前年の2.5%から鈍化したが、今年の成長率は2.2~3.2%が予想されている。世界経済の回復に伴う輸出拡大、中国人観光客を中心としたインバウンド消費による観光分野の継続的な回復、民間投資と公共投資の拡大がけん引するとみる。

 2023年の主要5製品の動きを追うと、

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【アジア石化特集】カントリーレポート シンガポール

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2024年6月14日

循環型経済に向け、ジュロン島の改革を推進

 シンガポールの2023年のGDPは2%減の6733億シンガポールドル(SGD)(約77兆4000億円)、製造業の生産高は11%減の4140億SGDだった。化学産業の生産高は21%減の948億SGDだったが、全製造業の23%を占める。石油部門は18%減の436億SGD、石油化学部門30%減の312億SGD、特殊化学品部門12%減の144億SGD、その他8%減の66億SGDと、いずれも落ち込んだ。

 シンガポールのエネルギー・化学(E&C)部門の中心であるジュロン島(JI)は、

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【アジア石化特集】カントリーレポート 台湾

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2024年6月13日

2024年は下半期の市況上振れと緩やかな需要回復を見込む

 台湾の2023年のGDP成長率は0.8増%と、前年の2.4%増から大きく鈍化した。

台湾PIAT ツァオ・ミン会長

 ツァオ・ミンPIAT(台湾石油化学工業協会)会長は、

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【アジア石化特集】カントリーレポート 韓国

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2024年6月13日

世界的な供給過剰と景気低迷が影響、稼働率75%に悪化

 2023年の韓国のGDPは、前年から1.2ポイント低下し、1.4%となった。分野別では建設業が拡大したのに対し、製造業とサービス業が減少した。2024年は2.1%の成長が見込まれるが、それをけん引するのは、内需の伸び以上に輸出の拡大によるところが大きい。輸出と設備投資の好調な伸びで経済は緩やかに改善し、内需全体も緩やかな回復になると予想される。

韓国KPIA シン・ハクチョル会長

 2023年の石油化学産業は、

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【アジア石化特集】カントリーレポート 日本

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2024年6月13日

内需と輸出の減少でクラッカー低稼働、中国新増設も影響

 日本の2023年の実質GDP成長率は1.9%となり、2022年の1.0%からほぼ倍増となった。公共投資2.8%(2022年マイナス9.6%)、民間住宅投資1.1%(同マイナス3.5%)が大きく上昇したことがけん引した。

日本JPCA 岩田恵一会長

 2024年の日本経済は、

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【アジア石化特集】APIC・韓国大会 共同声明

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2024年6月13日

 第42回アジア石油化学工業会議(APIC)は、1979年の設立以来の伝統を引き継ぎ、韓国の首都ソウルで開催された。

 長年にわたり、APICの7ヵ国メンバーは強固なパートナーシップを培い、アジアの石油化学業界の

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【アジア石化特集】APIC記者懇談会 岩田会長「GXは日本が技術で先行」

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2024年6月13日

 石油化学工業協会(石化協)はAPIC・韓国大会の閉幕に合わせ、マスコミ向けの懇談会を開催した。石化協からは、韓国大会は1013人(日本から119人)が参加し、昨年インド・ムンバイ大会の922人(同114人)から増加したことが報告された。

 岩田圭一会長(住友化学社長)は韓国大会の印象について、

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【アジア石化特集】キーノートスピーチ(SABIC、CEFIC、McK)

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2024年6月13日

 総合会議では、3氏によるキーノートスピーチが行われた。

SABICのオリヴィエ・ジェラール・ソレル氏

 SABIC化学部門副社長のオリヴィエ・ジェラール・ソレル氏は

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