◇賀詞交歓会◇化成品工業協会 鈴木会長「化審法の見直しは大きなチャンス」

,

2019年1月9日

 化成品工業協会は8日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約270名が出席した。

鈴木会長
鈴木会長

 鈴木政信会長(日本化薬社長)は冒頭のあいさつで「昨年の世界情勢を振り返ると、米国大統領の様々なつぶやきに世界が翻弄され、とりわけ米中貿易摩擦は日本経済に大きな影響を与えると危惧されている。欧州ではブレグジットに加え仏独の内政が混乱し、中東情勢でも不穏なニュースが絶えない。また、中国での環境規制強化による化学品の生産停止や価格上昇など、会員企業に直接かかわる問題も山積している」と指摘し、さらに国内の懸念材料として、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

化学業界合同新年賀詞交歓会 1300人が参加し盛況に開催

2019年1月8日

 日本化学工業協会、石油化学工業協会など化学関連52団体の主催による化学業界合同新年賀詞交歓会が7日、都内のホテルで開催され、関係者約1300人が参加した。

 日本化学工業協会の淡輪敏会長(三井化学社長)は冒頭のあいさつで「昨年の日本経済は緩やかな回復基調となった。化学業界では比較的堅調な需要に支えられ、ナフサクラッカーの稼働率はここ3年間フル稼働を維持するなど、安定した1年であった。ただ、地政学リスクは大きく顕在化していないものの、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石油化学工業協会 APIC2019台湾大会の参加登録を開始

, ,

2018年12月26日

 石油化学工業協会(石化協)は25日、アジア石油化学工業会議「APIC 2019・台湾大会」について、同協会のホームページにバナーを掲載し、専用ウェブサイト(http://apic2019.JP/)で参加登録の受付を開始した。

 同会議は、台湾区石油化学同業公会(PIAT)の主催で来年5月16日(木)と17日(金)に、台北マリオットホテルで開催される。参加費用は1人当たり700USドルの円貨相当額(適用レート:三菱東京UFJ銀行来年4月10日時点のT.T.S.)で、参加登録の締切は2月28日(木)午後5時となっている。

 今回の会議では「Smart Petrochemical Processes―Sustainable Solutions Enabling a Better World」(スマート石油化学プロセス―より良い世界を可能にする持続可能なソリューション)をテーマに掲げ、アジア石化産業の今後の展望や協業による新たな可能性、さらに持続可能社会を実現する解決策ついて活発な議論が交わされる見通しだ。

 開催初日の16日にはケミカルマーケティングセミナーが行われ、17日の総合会議ではAPIC運営委員会メンバー各協会代表によるオープニングアドレスや基調講演が行われた後、分科会とフェアウェルパーティーが開催される。

 なお、18日にはソーシャルイベント「One‐day Technical Tour」がオプション(有料)として予定されている。

 

日本化学工業協会の淡輪会長 「JaIMEへの理解と期待を感じる」

,

2018年12月26日

 日本化学工業協会は21日、定例記者会見を開催した。淡輪敏会長(三井化学社長)は7-9月の景況感について、「台風被害や地震災害など一時的な外部要因があったものの、堅調な国内・海外需要が継続した。ただ製造業の国内生産出荷実績には頭打ち感が見られ、特に化学工業の在庫指数の上昇が懸念材料だ」と総括した。

 また今年の化学産業を振り返り、「ナフサクラッカーの稼働率は

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

プラスチック循環利用協会 2017年版フロー図と環境負荷情報を公表

,

2018年12月26日

 プラスチック循環利用協会は25日、「2017年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」のフロー図を公表した。

 昨年の「樹脂生産量」は1102万tと前年比27万t増加したが、同フロー図ではカウントしてない接着剤などの「液状樹脂など」が16万t増加したことによるもので、実質的には微増となった。

 樹脂では輸入量が輸出を大きく上回ったことや、マテリアルリサイクル(MR)品が輸出減により国内に回ったことなどで、「国内樹脂製品消費量は」は

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

プラスチック循環利用協会 中国の廃プラ輸入規制後の現状で講演会

, ,

2018年12月25日

 プラスチック循環利用協会は20日、都内で「廃プラの国際循環から国内リサイクルへの転換」をテーマに、日中両国のプラリサイクル事業を熟知し、豊富な経験と知見をもつ亜星商事の山下強(孫自強)社長による講演会を開催した。

 昨年末の中国政府の資源ごみ輸入全面禁止は、日本のプラスチックリサイクル市場にも大きな影響が及び、現在も混乱が続いている。

 山下社長は、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

日本化学会 国際周期表年を記念しエッセイなどを募集

,

2018年12月5日

 日本化学会の「国際周期表年2019実行委員会」(委員長:玉尾皓平豊田理化学研究所所長)は、国際周期表年2019(IYPT2019)を記念して、中学・高校・大学生を対象としたエッセイコンテストと、産学からのメッセージを募集する。4日に開催した記者会見で、IYPT2019の事業計画の1つとして紹介した。

事業計画を説明する玉尾委員長(中央)
事業計画を説明する玉尾委員長(中央)

 エッセイコンテストでは、3人以上の学生グループが118個の元素の中から1つを選び、その元素についてエッセイを書いて応募する。それぞれの元素で最も優秀なエッセイを、中学・高校・大学の各部で表彰。コンテスト終了後は、同日開設したウェブサイトの周期表をクリックすると、エッセイを読むことができるようにする。

 応募の開始は来年1月から。第1回目の締め切りは3月末、第2回目は9月10日になる予定。産学からのメッセージは、大学の学科・専攻・研究プロジェクト、企業や研究所などが最もゆかりや関心のある元素(複数可)を選び、それぞれの特徴や成果などを広告という形で広報するもの。

 大学は1元素当たり10万円、産業界は同30万円の広告費を支払う、ウェブサイトの周期表の元素をクリックすると、各グループの名称とロゴがメッセージとともに掲載され、そこから各グループのホームページに飛ぶようにリンクを貼る。これにより、広報や宣伝に役立てることができる。

 2019年はメンデレーエフが元素の周期律を発見して150周年に当たる。また、理化学研究所のグループが合成・発見した113番元素ニホニウムを含む、118番までの4つの新元素名が2016年11月28日に確定し、周期表第7周期までが完成。これを記念して、昨年末に国連とユネスコがIYPT2019を制定した。

 日本化学会では国内のIYPT2019記念事業を実施する母体として、同会内に実行委員会を設置した。国際イベントとしては、1月29日にパリのユネスコ本部で開会式、2月8日のメンデレーエフの誕生日にロシアでも開会式を行い、12月5日に東京で閉会式を行う。

 国内では2月23日に日本学術会議で、国内の実質的な開会式となる記念式典を実施。関連行事として3月17日に日本物理学会年会(九州大学)・日本化学会春季年会(甲南大学)連携シンポジウムなどを計画している。

SEMICON 自動車ビジネス展望を語るサミット開催

,

2018年11月29日

 スマート自動車の未来とビジネス展望を語る「SMART Transportation」サミットが、来月13日に開催される。エレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2018」(東京ビッグサイト:来月12~14日)の期間中に同会場で行われるもので、午前と午後の2部構成となっている。

 各種交通機関、とりわけ自動車の技術イノベーションが進む中、イノベーションの実現技術である半導体分野は、今後の成長を牽引する産業として注目されている。同サミットでは、自動車・サプライチェーン産業を代表するキーパーソン5氏のビジョンを共有することで、自動車と半導体産業のコラボレーションを推進し、両産業のイノベーションと成長を目指す。

 午前(10時20分~正午)に行われる1部では、トヨタIT開発センターの今井孝志氏(代表取締役社長)、本田技術研究所R&DセンターXの岩田和之氏(エネルギー&モビリティ マネジメントシステム統括LPL・執行役員)の2氏が登壇する。

 今井氏は「コネクティッドで広がるスマートモビリティー社会」と題し、日本でのコネクテッドカー、車両データ活用事例を示しつつ自動車のコネクティッド化の現状などを報告。岩田氏は「ホンダの環境への取組とエネルギーマネジメント」をテーマに、環境対応技術として「つくる」「つかう」「つながる」をキーワードに電動車両だけでなくホンダモバイルパワーパックなど、エネルギーマネジメント技術についても説明する。

 午後(12時50分~14時30分)からの2部では、デンソーの隈部肇氏(Global R&D Tokyo 技術開発センター・常務役員)、ボッシュのクラウス・メーダー氏(代表取締役社長)、インフィニオン テクノロジーズ ジャパンの杵築弘隆氏(オートモーティブ事業本部 OEM Business Development & System Competence・部長)の3氏が登壇。

 隈部氏は「先進モビリティの動向とカーエレクトロニクス・半導体への影響」、メーダー氏は「未来のモビリティーおよびIoTにおけるボッシュの半導体」、杵築氏は「自動車のメガトレンドとインフィニオン社の半導体戦略」についてそれぞれ講演を行う。なお、同サミット聴講のための席には、まだ若干の余裕があるとのこと。事前登録や内容の詳細については公式ウェブサイト(http://www.semiconjapan.org)まで。

SEMI 馬立委員長「『踊り場』局面も高いレベル維持」

,

2018年11月29日

 SEMIジャパンは27日、都内でプレス談話会を開催した。SEMI日本地区諮問委員会の馬立稔和委員長(ニコン常務執行役員)があいさつを行い、「半導体業界はここ3年程度、良い状況が継続している。ここにきて踊り場という見方も出てきているが、過去から見れば高いレベルにあることは間違いない。この先、企業が投資を再開するとの報道も出ており、半導体業界全体、また、装置産業であるわれわれも繁栄することができるのではないか」との見解を示した。

 SEMIジャパンの浜島雅彦代表は「グローバル市場で半導体装置は

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について