帝人フロンティアは2020年秋冬向けのアスレジャー用新素材として、コットン調リサイクルポリエステル高機能素材「アスティ」を提案する。6~7日に東京・日本橋浜町のプラザマームで開催中の「スポーツウェア素材展」で紹介している。
スポーツ用素材はこれまで機能性を追求してきたが、さらなる機能性に加え、タウンユースとしての着用快適性や意匠性、さらにはマイクロプラスチック問題への対応なども求められるようになっている。
「アスティ」はこうした市場の要望に応えるため、
2019年6月7日
2019年6月6日
[出光興産・人事①](6月19日)▽出光ファシリティサービス社長片島宏二▽出光ルブテクノ京浜事業所長兼業務部長原田徹▽出光プランテック北海道社長野崎隆生▽京葉シーバース社長黒田靖司(6月21日)▽人事一部企画課長永和洋次郎▽千葉事業所人事課長野村浩樹▽出光アジアパシフィック社長兼経営サポートグループリーダー山本洋(6月24日)▽千葉事業所潤滑油一課長進藤禎治▽出光プランテック千葉副社長大竹昭夫(6月27日)▽供給企画部次長兼企画課長山田秀樹▽製品需給部構造改革担当アドバイザー澤山秀哉▽沖縄ターミナル常務取締役岸主税(7月1日)▽解兼企画一課長、経営企画部次長槇啓▽経営企画部企画一課長記野貴之▽資源部企画担当部長綿引勇治▽石炭事業部次長兼企画課長冨澤健治▽同事業部販売担当部長山本善弘▽同事業部西日本営業所長多田茂夫▽海外事業部ガス事業企画管理課長白川敏行▽生産技術センタープロジェクト室長兼出光エンジニアリングプロジェクト部長武市征英▽解兼出光エンジニアリングプロジェクト部、生産技術センタープロジェクト室海外事業技術グループリーダー山嵜北斗▽同室プロジェクトグループリーダー森庄次▽電子材料部安全・品質保証グループリーダー貞嶋孝典▽化学事業部物流課長森川正樹▽機能化学品部コンパウンド企画管理課長小野寺勤▽同部コンパウンド生産技術課長品川剛数▽同部コンパウンド需給課長黒澤幸一▽同部機能材料研究所基盤技術グループリーダー池田昇平▽解兼潤滑油調達課長、潤滑油一部次長井上享一▽同部潤滑油調達課長鈴木夏也▽潤滑油二部中部潤滑油課長立松義治▽販売企画課長、北海道支店副支店長二ノ倉努▽北海道支店販売一課長佐野修▽千葉事業所製油一課長佐久間修也▽同事業所化学品一課長菅井正▽同事業所工務課長山本浩司▽同事業所安全環境室長松本崇▽愛知製油所工務課長北野仁▽同製油所動力課長矢羽田健二▽徳山事業所管理課長板垣秀人▽同事業所技術課長茂木広明▽同事業所化学品一課長角田和義▽同事業所化学品二課長重田泉▽同事業所安全環境室長野中進▽出光エンジニアリングプロジェクト部プロジェクト管理課長田中聡。
2019年6月6日
日本化学工業協会(日化協)はこのほど、「日化協安全表彰」「日化協技術賞」「日化協RC賞」の今年度の受賞者を選定した。
優れた安全活動を実施し、模範となる事業所を表彰する「安全表彰」では、「安全最優秀賞」に昭和電工小山事業所、「安全優秀賞(特別:中小規模事業所)」には、旭化成メタルズ友部工場と昭和ファインセラミックス、三井化学東セロ安城工場、「安全優秀賞(特別:研究所)」には、三井化学アグロ農業化学研究所とJNC横浜研究所が選ばれた。このうち昭和電工小山事業所は、無災害記録時間900万時間、無災害年数7年2カ月を継続中である。
社会全体の発展や環境の改善に大きく寄与した、革新的で優れた科学技術や製品の創出を表彰する「技術賞」については、カネカが「『カネエースMX』の研究開発と工業化」で「総合賞」、クレハが「高分子量ポリグリコール酸の製造技術開発と新市場開拓」で「技術特別賞」を、それぞれ受賞した。
カネカはコアシェルゴム粒子(CSR)のエマルジョンから、粉体を経由せずに一次粒子を熱硬化性樹脂に分散させる独自プロセスを開発。この新しい分散技術を利用し、CSRの構造設計・制御技術を組み合わせることで、ブタジエン系CSRのエポキシ樹脂マスターバッチ「カネエースMX」の工業化に成功した。
クレハは世界で初めてポリグリコール酸(PGA)の工業的な製造技術の開発に成功。最近では、その機械強度と加水分解性を生かして、シェールオイル・ガスの掘削プロセスで使用されるPGA製機器の採用が広がっている。
レスポンシブル・ケア(RC)活動の普及や活性化に貢献した事業所や部門、グループ、個人を表彰する「RC賞」に関しては、「RC大賞」に花王SCM部門、「RC審査員特別賞」に三菱ガス化学新潟工場第一製造部第一化成課と住友化学レスポンシブルケア部(気候変動対応)、「RC優秀賞」にJSR千葉工場と徳山積水工業、三菱ケミカル茨城事業所環境安全部、「RC努力賞」に住友ベークライト静岡工場ビオトープ委員会、日産化学富山工場が選ばれている。
2019年6月6日
クラレはこのほど、「クラレレポート2019」(統合報告書)を発行した。同レポートはA4版、カラー46ページ。
長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」で掲げた、ありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」の実現に向け、昨年スタートした中期経営計画「PROUD 2020」の取り組みや、ESGを中心とした価値創造のための基盤などを紹介している。
ウェブ版サステナビリティサイトは、同レポートでは十分に伝えられなかったサステナビリティ関連の詳細情報を加え、「トップステートメント」「サステナビリティマネジメント」「安全報告」「環境報告」「社会性報告」「コーポレート・ガバナンス」の項目に分けて整理し、発信している。また、レスポンシブウェブデザインを採用し、スマートフォン・タブレットでも快適に閲覧できる。
なお、サステナビリティサイトは、サステナビリティ報告書の世界的なガイドライン「GRIスタンダード2016」を参照し、報告を行っている。
クラレレポートは、株主・投資家をはじめとする全てのステークホルダーに、同社グループの中長期的な価値創造について、財務情報に加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)などの非財務情報の紹介を通じて、より一層理解を深めてもらうことを主眼としている。
同社グループでは、引き続き、レポートの内容の充実を図りつつ、ステークホルダーとの建設的な対話を続けていく。
2019年6月6日
積水化学工業はこのほど、射出・押出・ブロー成形品の製造・販売を行う連結子会社の山梨積水が、同社グループの国内事業所で初の大型自家消費型太陽光発電設備を4月に導入したと発表した。同時に、油圧式射出成形機を電動式に更新するとともに、サーボモーター化も行った。
この太陽光発電設備により、700MWh/年以上の発電が期待され、山梨積水ではこの発電電力を本社・工場での自家消費に利用する。この電力量は山梨積水の年間使用電力量の約6%に相当。これにより、約350t‐CO2/年のGHG排出量の削減を見込んでいる。
同社グループでは、米国の連結子会社SEKISUI S-LEC AMERICA(ケンタッキー州ウィンチェスター市)が、昨年グループで初めて自家消費を目的とした太陽光発電設備を導入したが、国内では今回が初めて。
一方、油圧式射出成形機の電動式への更新と、油圧モーターのサーボモーター化については、2017年度から進め、5月に完工した。これに併せ、エネルギーマネジメントシステムを導入したところ、成形機や送風機などのユーティリティのエネルギー使用量をリアルタイムに確認し、不要電力の早期発見とコントロールを行うことで、年間使用電力量の約27%を削減することが可能となった。これにより約2400t-CO2/年のGHG排出量削減も見込まれる。
同社グループは、環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランAccelerate」(2017~2019年度)で、2013年度比6%のGHG排出量削減を目標に掲げている。この目標達成のため、120億円の環境貢献投資枠を設定し、GHG排出量削減に効果のある設備の導入・更新を進めている。
今回の山梨積水での太陽光発電設備の導入と油圧式射出成形機の更新は、この枠組みを活用したもの。グループ全体では、現在までに3万t-CO2/年の削減にめどをつけている。
なお、同社グループは2030年度までの長期GHG排出量削減目標を設定しているが、同目標は昨年6月、科学的根拠に基づくSBTイニシアチブによる、化学業界初となる認証を取得している。
2019年6月6日
ダイセルはこのほど、水なしでさっと飲める美容サプリメント「みかんのセラミド」を、暮らしと美容・健康を応援する通販サイト「ダイセルヘルスケア通販」で発売した。
「みかんのセラミド」は、全身にうるおいを届けるセラミドを主成分とした美容サプリメント。独自の酵素処理によって、温州(うんしゅう)みかんからセラミドを効率的に抽出することに成功し、一粒に凝縮した。
同社の最近の研究により、温州みかんの中にもセラミドが多く含まれていることが分かっている。甘味料や香料などは配合しておらず、温州みかんの自然なフレーバーが楽しめる。
また、ダイセルの速崩壊性賦形剤「SWELWiCK」を配合することで、水なしでも口の中でふんわりと溶けるため、ソフトカプセル型を飲み込むのが苦手な人も、安心して飲める。一袋に30粒入っており、希望小売価格は税込み1404円。
2019年6月5日
[ダイセル・人事②](7月1日)▽有機合成カンパニープロセス開発センター主任研究員森琢郎▽同カンパニー研究開発センター主任研究員鈴木陽二▽同中谷哲▽同鈴木弘世▽同谷田大輔▽CPIカンパニー生産部主任部員兼同カンパニー企画開発室ライフサイエンス開発センター主任研究員、ダイセル新井ケミカル生産開発部CPI開発生産課田辺載▽同カンパニー企画開発室ライフサイエンス開発センター主任研究員内村誠一▽特機・MSDカンパニーMSD事業部主席部員山田良平▽同カンパニーMSD技術開発センター商品開発室主任部員藤﨑陽次▽同石本大祐▽同浮田信一朗▽同カンパニー同センターエンジニアリング室主任部員赤鹿亮世▽同奥平安孝▽姫路製造所網干工場安全環境部主任部員加藤孝▽同製造所同工場MAC-C建設室主任部員兼生産技術本部生産技術センター主任部員渡辺大輔▽ダイセル・セイフティ・システムズ生産計画部課長田代基▽ダイセルバリューコーティング兵頭信幸▽ダイセル物流安全品質推進部森口哲博。
2019年6月5日
2019年6月5日
2019年6月5日
ドイツの大手化学メーカーBASFはこのほど、アタパルジャイト製品の供給を増強するため、プロセスの改善を実施した。
フロリダ州クインシーにある生産拠点では、粗粒ゲルと細粒ゲル、顆粒材料の製粉能力・製品包装能力の拡大に加え、輸送能力を向上した。
この数年間、特に建設とインフラ開発が増加している新興国では、アタパルジャイトに対する需要の増加に対応することが困難だったが、供給体制の増強により、高品質なアタパルジャイトベースの材料を安定して供給することが可能になった。
同社はまた、季節的な需要の急増に対応するため、倉庫管理システムを改善した。これにより、繁忙期でも、世界中の顧客に製品を提供することができる。
アタパルジャイトは、マグネシウム‐アルミニウムケイ酸塩から成る、採鉱された針状の粘土鉱物。アタパルジャイトという名称は、鉱物が発見された米国ジョージア州アッタプルガスに由来している。
同社はこの地域でアタパルジャイト鉱山を操業するとともに、アッタプルガスから約30km南に位置するフロリダ州クインシーに製造施設を持ち、フロリダ州とジョージア州にある7000ha以上の鉱山と製造施設の大半を所有している。
同社のアタパルジャイト製品は、分散性や高温耐久性、耐塩性、耐アルカリ性、高い吸着性、脱色性などの優れた特徴を持つ。
主力ブランドの「アタゲル」「マイクロソーブ」は、建設や塗料、鋳造、触媒、動物用飼料、掘削泥土、農業、オイル濾過、吸着剤など、多様な用途に使われている。
また、自動車のブレーキパッドなどの摩擦材に使用される「エムコー66」、医薬品や化粧品に使用される「ファルマソーブ」などの特殊品も提供している。