JNC CPフィルター設備を守山に増設、1.5倍能増

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2019年5月16日

 JNCは15日、子会社のJNCフィルター守山事業所に「CLEAL」CPフィルター生産設備を増設すると発表した。

 JNCフィルターは日本国内、欧米でのおう盛な需要増に対応するために、守山事業所のCPフィルター工場に新たに1ラインを増設する。

 工事着工は今年8月、運転開始は来年6月を予定。同工場では現在、2ラインが稼働中だが、今回の新ライン増設により約1.5倍の生産能力となる。

 「CLEAL」CPフィルターは、塗料・インキや自動車塗装向けなどの産業用途、リチウムイオン電池、CMP材料などの電子材用途などに使用されている。

 同製品は、JNCファイバーズで製造しているポリプロピレン/ポリエチレン(PP/PE)の複合繊維で構成される不織布が主原料。

 PP/PE複合繊維は加熱により繊維同士が融着し、安定した三次元網目構造を形成する。この特徴により、ろ過中にフィルターの構造変化が起きにくく、ろ過圧が安定することから目詰まりしにくい性能で、塗料など比較的高粘度溶液のろ過に適したフィルターだ。

 CPフィルター工場で生産されるフィルターは、CPフィルター、CPHフィルター、GFフィルターの3種類で、新ラインでも3種類のフィルターを生産する。

 同社の強みである、ポリオレフィン、原綿、不織布、フィルターの一貫生産体制を生かし、日本国内をはじめ、さらなるグローバル展開を進めていく考えだ。

JSR 人事(6月1日)

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2019年5月15日

[JSR・人事](6月1日)▽エラストマー事業部長付、プロフェッショナル若林卓(6月18日)▽人材開発、ダイバーシティ推進担当、取締役専務執行役員、生産・技術、品質保証、原料機材調達、生産物流、環境安全担当、日本ブチル社長川崎弘一▽CEO室担当、同室長、常務執行役員、経営企画(グループ企業統括含む)、デジタルソリューション事業企画、事業創出担当、経営企画部長 兼JSR Micro (Changshu)Co.,Ltd.董事長井上勝也▽取締役宮坂学▽常務執行役員、デジタルソリューション事業統括担当須原忠浩▽エラストマー事業管理部長、上席執行役員、エラストマー事業副担当、エラストマー副事業部長兼ジェイエスアール クレイトン エラストマー副社長兼JSR Elastomer Europe GmbH代表取締役山脇一公▽上席執行役員、エラストミックス社長兼日密科偲橡膠(佛山)有限公司董事長 兼JSRグループ企業年金基金理事長阿部一至▽JSR North America Holdings.Inc.副社長、執行役員、ライフサイエンス事業企画部長原弘一▽ライフサイエンス事業担当、ライフサイエンス事業部長兼JSR Life Sciences,LLC社長、同役員ティムローリー▽執行役員、ディスプレイソリューション事業部長脇山恵介▽同役員、新事業創出支援部長澁谷市子▽同役員、研究開発副担当(副CTO)、研究開発部長木村徹▽プロフェッショナル、JSR MOL Synthetic Rubber Ltd.社長長友崇敏▽同、錦湖ポリケム代表理事副社長杉本健▽同、ライフサイエンス事業担当役員付、医学生物学研究所取締役兼JSRライフサイエンスベンチャーキャピタル合同会社職務執行者神谷紀一郎▽プロフェッショナル、JSR Micro Taiwan Co.,Ltd.董事長根本宏明(6月30日)▽退任(プロフェッショナル)若林卓。

 

星光PMC 1-3月期決算(14日)

2019年5月15日

[星光PMC/1―3月期決算](14日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高6,722(9.0%)、営業利益622(7.1%)、経常利益664(12.7%)、純利益500(7.0%)。

 

 

新日本理化 3月期決算(14日)

2019年5月15日

[新日本理化/3月期決算](14日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高28,641(4.1%)、営業利益602(2.2%)、経常利益795(26.3%)、純利益573(38.2%)。

ADEKA 3月期決算(14日)

2019年5月15日

[ADEKA/3月期決算](14日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高299,354(24.9%)、営業利益26,638(24.9%)、経常利益26,602(19.1%)、純利益17,055(11.1%)。

 

カネカ 3月期決算(14日)

2019年5月15日

[カネカ/3月期決算](14日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高621,043(4.2%)、営業利益36,041(▲2.3%)、経常利益31,268(▲4.6%)、純利益22,238(3.1%)。

 

クレハの3月期 LIBバインダー用途向け拡大で最高益

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2019年5月15日

 クレハは14日、2018年度(2019年3月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年度比1%増の1483億円、営業利益32%増の172億円、税引前利益38%増の174億円、親会社の所有者に帰属する当期利益44%増の139億円。

 同日開催した決算説明会で、小林豊社長は決算について、「前年度と比較して売上が伸びなかった。一方で利益面は、連結決算になってからは最高益となった。営業利益は32%増の172億円と、当初の予想を大きく上回ったが、これは

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東レの3月期 増収も原料価格上昇などにより営業減益に

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2019年5月15日

 東レは14日、2018年度(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年比8%増の2兆3888億円、営業利益10%減の1415億円、経常利益12%減の1345億円、純利益17%減の794億円。

 セグメント別に見ると繊維事業は売上高7%増の9743億円、営業利益1%増の729億円。国内では、自動車関連など産業用途は総じて需要が堅調だったが、衣料用途は天候不順の影響もあり荷動きは低調に推移した。

 海外では、東南アジアなどの一部子会社の業績が低調であったほか、中国経済の減速により、年度後半から自動車関連用途向けなどで需要減速の影響を受けた。また、国内外とも全般的に原料価格上昇の影響を受けた。

 機能化成品事業は売上高8%増の8688億円、営業利益5%減の677億円。樹脂事業は、自動車用途向けに拡販するとともに、原料価格上昇に対する価格転嫁を推進したが、中国経済減速の影響を受けた。

 フィルム事業は、LIB用セパレータフィルムが需要の伸長を背景に出荷を拡大したが、原料価格上昇の影響がポリエステルフィルムなど広範にわたった。

 電子情報材料事業は、スマートフォン市場の需要鈍化の影響を受けた。炭素繊維複合材料事業は売上高21%増の2159億円、営業利益44%減の115億円。航空宇宙用途では、航空機向けサプライチェーンでの在庫調整が完了したことを受け、需要は概ね堅調に推移した。

 一般産業用途では、圧縮天然ガスタンクや風力発電翼などの環境・エネルギー関連向けを中心に、全体として需要が回復傾向となった。一方、原料価格の上昇や競合激化の影響を受けたほか、海外のコンポジット子会社で新規案件立ち上げに伴う費用などが増加した。

 環境・エンジニアリング事業は売上高8%増の2577億円、営業利益8%減の122億円。水処理事業は、国内外で逆浸透膜などの需要が概ね堅調に推移した。国内子会社では、商事子会社の取扱高が増加したが、海外のエンジニアリング子会社において、大型プラント工事案件が終了した影響を受けた。ラ

 ライフサイエンス事業は売上高0.3%減の537億円、営業利益33%減の13億円だった。

 2019年度の通期業績予想については、売上高6%増の2兆5300億円、営業利益13%増の1600億円としている。

宇部興産の3月期 合成ゴム市況下落や定修などで減益

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2019年5月15日

 宇部興産は14日、2018年度(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年比5%増の7302億円、営業利益11%減の446億円、経常利益6%減の479億円、純利益3%増の325億円となった。売上高と純利益は過去最高を更新した。

 決算会見において藤井正幸執行役員は、「売上高は原燃料価格上昇に応じた販売価格是正などにより増収、営業利益は “宇部興産の3月期 合成ゴム市況下落や定修などで減益” の続きを読む