旭化成グループ 人事(2018年11月15日)

2019年1月25日

[旭化成関連・人事](2018年11月15日)【旭化成プラスチックスベトナム有限会社】▽会長藤井修【旭化成プラスチックス(メキシコ)】(1月1日)▽社長プラサド・プッタグンタ▽退任(社長)クレイグ・ポエット【旭化成メディカルヨーロッパ】▽社長鎭目泰正▽退任(社長)稲留秀一郎【韓国旭化成メディカトレーディング有限公司】▽代表理事米田泰一▽退任(代表理事)齋藤敦(2月1日)【旭化成メディカル】▽旭化成メディカルMT設備管理部長兼生産技術統括本部設備管理部長、同社回路・CRSプロジェクト阿部博一▽同社社長付朝妻孝治▽同社プラノバ生産本部長兼バイオプロセス事業部プラノバ生産本部長兼同社プラノバ生産本部プラノバ工場長兼同事業部プラノバ生産本部プラノバ工場長大野勝則▽同社プラノバ生産本部プラノバ大分工場長兼同事業部プラノバ生産本部プラノバ大分工場長森慎一▽同社プラノバ生産本部生産管理室長兼同事業部プラノバ生産本部生産管理室長坪井崇【旭日繊維】▽社長中村哲也▽退任(社長)世喜克彦。

旭化成メディカル/組織改正(2月1日)

2019年1月25日

[旭化成メディカル/組織改正](2月1日)①バイオプロセス事業部において、プラノバ生産本部を新設し、その傘下に生産管理室を新設する②旭化成メディカルMTにおいて、プラノバ生産本部を新設し、その傘下に生産管理室を新設する。

 

コベストロ プラ廃棄物問題の対策支援でAEPWに参加

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2019年1月25日

 コベストロは、世界各国の企業で構成される新たなネットワーク「Alliance to End Plastic Waste」(AEPW)に参加し、プラスチック廃棄物問題への取り組みを強化する。

 AEPWは、特に海洋における廃棄物の管理を強化し、その量を最小限に抑制すると同時に、使用済みプラに対する有意義なソリューションを推進することを目的としている。

 今月16日にロンドンで発足したこのイニシアチブには、現時点で化学、プラスチック、消費財、廃棄物処理業界から約30社が参加しており、今後5年間で10億ドルを超える資金を投じる。

 マーカス・スタイレマンCEOは「この国際アライアンスはイノベーションを推進し、戦略的パートナーシップを育成し、『廃棄物から価値創出』というコンセプトを成熟させて、経済的に実現可能で持続可能なソリューションにする重要なステップだ」と述べている。

 現在、同社はすでにプラスチック業界のパートナーや国際団体と協力し、プラ廃棄物が水路や環境に流出される量を可能な限り抑制する取り組みを推進。生産拠点や製品の輸送経路でのプラスチックペレットの漏出防止を目的とした国際イニシアチブ「オペレーション・クリーン・スイープ」に参加しており、社員は世界各国の水路沿いにある生産拠点周辺での清掃活動を頻繁に企画したり、活動に参加したりしている。

 また、同社はプラ廃棄物処理に対する社会の意識を高め、再利用の可能性を示すための教育活動にも取り組み、オーストラリアでは、マットレスをリサイクルするためのスキームである「ソフトランディング」を支援している。

 一方で同社は、リサイクルはプラ廃棄物だけでなく、バリューチェーン全体にとって有効であると考えている。原材料にCO2やバイオマスなどの代替炭素源の使用を増やすことにより、炭素循環のループを形成し、原油などの化石資源を節約することが可能となる。

 同社では、CO2を有効活用してプラスチックの原材料を製造する革新的技術を開発し、すでに製品として販売している。

東ソー ジルコニア開発の解析で「秀でた利用成果」優秀賞

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2019年1月25日

 東ソーはこのほど、文部科学省ナノテクノロジープラットフォームが主催する2018年度の「秀でた利用成果」で、優秀賞を受賞したと発表した。受賞した開発課題は「ジルコニアセラミックスの力学特性劣化機構の解明」。

 ファイン・セラミックスの一種である高強度ジルコニアは、高温大気や熱水中の厳しい環境下に長時間さらされると、結晶相変態による強度劣化のため常温使用に用途が制限されていた。この本質的な弱点を克服するため、同社は劣化モデルの立案とその特性改良に取り組み、従来の概念を覆す超高耐久性ジルコニアの開発に成功した。

 今回、東京大学・微細構造解析プラットフォームの高度な解析技術を利用して、この劣化モデルの妥当性を検証し強度劣化の仕組みを解明。産学連携により、理論に裏打ちされた超高耐久性ジルコニアの提案に至った。これまで制限されていた厳しい環境下での使用が、さらに拡大すると期待されている。

 「秀でた利用成果」は①ナノテクノロジープラットフォームの活用・支援が大きな効果をもたらしたもの②イノベーションの創出にあたって大きな影響が期待できるもの③産業界・大学・公的機関の連携により大きな成果が得られたものという3つの基準で審査される。イノベーションに繋がることが期待される秀逸な成果を表彰している。

 なお、今回受賞した開発成果を含む高機能材料製品を、「新機能性材料展2019」(東京ビッグサイト。30日~来月1日開催)に出展する。

 

東洋紡 透明蒸着フィルムで米社と販売契約を締結

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2019年1月25日

 東洋紡は24日、バリア性能に優れた透明蒸着フィルム「エコシアール」について、米州で包装用PETフィルムの製造・販売を手掛けるテレファン社と販売契約を締結したと発表した。今後はテレファン社の販売ネットワークを活用し、北中南米地域での同製品の販売を本格的に開始する。

 エコシアールは、2種類のセラミックス(シリカ、アルミナ)を蒸発させ、ナイロンやポリエステルフィルムにコーティングすることで高いバリア性能を付与したフィルム。

 一般的な包装フィルムの100倍を上回る高いバリア性能と防湿性能を持ち、食品の鮮度保持と消費期限の延長に貢献する。また、塩素化合物を含まない環境対応フィルム、廃棄物減量につながる包材の薄肉化が可能といった特長を併せ持つ。

 東洋紡は、2017年8月に、インドネシアのフィルム大手トリアス・セントーサ社との合弁により、同製品の生産会社を設立。今年11月から稼働を開始し、生産体制を強化していく。今回の提携により、エコシアールをはじめとし、高機能な包装用フィルムの海外展開を加速していく考えだ。

 世界的な人口増加に伴って食料需要が拡大する中、食品の消費・賞味期限を伸ばし食品ロス低減に貢献できる、高機能な包装用ハイバリアフィルムへの注目が高まっている。

 特に、内容物が見える透明蒸着フィルムの世界需要は旺盛で、年率約10%で成長を続けている。包装後に金属・異物探知機が利用できることなどがその理由だ。

 

クラレ ガラス中間膜のデザインコンペで受賞プロジェクトを決定

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2019年1月24日

 クラレはこのほど、ガラス中間膜「セントリグラス」を対象としたデザインコンペティション「『セントリグラス』イノベーションアワード」で、3件の受賞プロジェクトを決定したと発表した。

 同コンペはセントリグラスの20周年を記念したもの。ガラスを生かした建築物や構造体を対象に、昨年6月から9月にかけて募集を行い、10月にドイツのデュッセルドルフで開催された「グラステック2018」で授賞式を行った。

 同コンペでは世界中の建築家、エンジニア、ファサードコンサルタント、ガラス加工業者から集まったプロジェクトを、建築業界の著名人で構成された国際色豊かな審査委員会が審査し、各部門の受賞プロジェクトを決定した。

 エンジニアリング部門最優秀賞は、エッカースリー・オキャラハン社のジェームズ・オキャラハン氏とリーサ・ラミグ氏による「スティーブ・ジョブズ・シアター・パビリオン・プロジェクト」。

 Apple社とエッカースリー・オキャラハン社の密接な関係により実現した作品で、直径47mのシアター・パビリオンを覆う80tのカーボンファイバー製の屋根は、ガラスだけで支持された構造物としては世界最大となる。

 屋根を支える高さ7mのガラス製の円筒は、厚さ12mmのガラス4枚に、中間膜であるアイオノマーシート「セントリグラス」をサンドイッチ状にはさんだパネルで構成している。

 レジリエンス部門最優秀賞は河南福鑫玻璃の「張家界の大峡谷に架かる壮大なガラス橋プロジェクト」。谷底からの高さ260m、長さ430mの橋で、開通した2016年当時は世界最長で、最も高い場所に架けられたガラス床の橋だった。

 橋の床部分は3×4mの合わせガラスパネルで構成。厚さ50mmのパネルは、16mm低鉄ガラス3枚に、セントリグラス2枚を挟んで作られている。

 エステティクス部門最優秀賞は広東南亮芸術玻璃科技股份の陳銘波氏による「桂林ワンダトラベルセンター(桂林万達文旅展示中心)プロジェクト」。特殊な波型ガラスを採用し、万達(ワンダ)グループの目標である、地域文化と周囲の美しい景観を十分に生かした複合観光施設の創造を実現した。

 セントリグラスは、ガラス越しに景色を見た時に異なる遠近感が得られるガラス構造体の強度向上に貢献している。

 

三井化学 眼鏡レンズ材料などで「業界功労者表彰」を受賞

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2019年1月24日

 三井化学は、眼鏡記者会(東京都台東区)が主催する「2018年度業界功労者表彰」を受賞し、今月18日に行われた同会の新年賀詞交歓会で表彰を受けた。

 今回の受賞は、メガネレンズ材料「MRシリーズ」の研究開発と製品供給による眼鏡業界への長年にわたる貢献、および眼鏡業界の未来を広げる次世代アイウェア「タッチフォーカス」の開発が大きく評価されたもの。

 「MRシリーズ」は、1990年代に世界で初めて、チオウレタン樹脂で高屈折率を実現したメガネレンズ材料。安全でクリアな、薄くて軽いメガネレンズの提供を可能にした。

 同社は、低屈折率から高屈折率までの幅広いラインアップのレンズ材料を展開しており、プラスチックレンズ材料全体では世界シェア45%をもつ。特に高屈折率レンズ材料では、同シリーズが世界シェアの90%を占める。

 一方、「タッチフォーカス」は、ワンタッチで遠近を瞬時に切り替えられる電子メガネ。フレームのタッチセンサーに触れると、メガネレンズ内の液晶が駆動し、瞬時に遠近の視界が切り替わる。10年以上の開発を経て、昨年2月に販売を開始。現在、全国30店舗以上のメガネ小売店で展開している。

 同社は今後も、消費者の快適な生活や目の健康に貢献する「Quality of View」の向上に取り組み、新たなレンズ材料・部材・製品や周辺技術の開発を進めていく。

JNC及びJNCグループ 人事(2月1日)

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2019年1月24日

[JNC及び関係会社・人事](2月1日)▽JNCライフケミカル推進室横浜分室長斉藤正欣▽解兼同社横浜研究所長兼同社同室同分室長、同社同研究所長畠山昌和▽サン・エレクトロニクス製造部長兼同社同部バンプ課長、同社工場長友清毅俊。

BASFジャパン 3月6日に本社を日本橋へ移転

2019年1月24日

 BASFジャパンはこのほど、成長に向けた施策の一環として、3月6日に本社を現在の東京都港区六本木から、中央区日本橋に移転すると発表した。同社の本社移転に伴い、BASFカラー&エフェクトジャパン、BASF出光の本社も同時に移転する。

 新住所は、〒103―0022 東京都中央区日本橋室町3丁目4番4号 OVOL日本橋ビル3階。新電話番号・FAX番号は、BASFジャパンが電話:03(5290)3000、FAX:03(5290)3333。BASFカラー&エフェクトジャパンが電話:03(5290)2424、FAX:03(5290)2425、BASF出光が電話:03(5290)2400、FAX:03(5290)2410(いずれも代表番号)。

 多くの顧客企業がある同エリアへの移転により、双方の行き来をより簡便にし、本社に所属する約7割の社員の通勤利便性を高める。

 日本橋の新本社オフィスデザインには「アクティビティ・ベースド・ワークプレイス」(ABW)の概念を適用し、仕事内容に合わせて、社員が自ら働く場所や、机・椅子などのセットアップをその都度選択し、最も効率よく働ける環境を主体的に選べる体制を整える。

 また、25年にわたり実施してきたフレックスタイム制度を、コアタイムをなくした「スーパーフレックスタイム制度」に進化させ、同時にテレワーク制度を初めて導入する。

 このほか、会議の生産性向上やITインフラの強化、社内業務プロセスの効率化など、社員主導型の全社的な施策にも取り組み、組織全体の生産性を向上することで競争力の強化を目指す。

 石田博基社長は「当社は今年10月に創立70周年を迎える。次の70年、100年も日本のお客様とともに歩み、成長し続けられる企業であるためには、トップダウン・ボトムアップの双方から理想的な働き方を追求し続けなければいけない」と述べ、「より濃く働く」ための働き方改革を推進することで、生産性の向上と競争力の強化、顧客への貢献を図りたい考えだ。