デンカ 人事①(4月1日)

2021年3月24日

[デンカ・人事①](4月1日)▽Automotive Materials&Solution開発推進部長宮川健志▽内部統制部長内田瑞宏▽総務部長平井達行▽人財戦略部長兼Career Value‐Up Center室長原敬▽経理部長笠原亮▽研究推進部長岡田拓也▽新事業開発部長髙瀬英明▽品質保証部長福田誠▽生産・技術部長兼AI・IoT推進室長髙橋淳▽電力部長松岡市男【エラストマー・インフラソリューション部門】エラストマー部長大塚淳司▽解兼インフラソリューション部門、セメント部長中野輝光▽同同部門、特殊混和材部長栗林完▽同同部門、アグリプロダクツ部長三宅憲雄▽同同部門、無機製品部長四條修▽同同部門、環境資材部長渡辺充▽同同部門、事業推進部長白山裕【ポリマーソリューション部門】▽解兼エラストマー・機能樹脂部門、スチレン・化成品部長上岡昌明▽機能樹脂部長七井正成▽解兼生活・環境プロダクツ部門、Toyokalon部長広瀬智彦▽同同部門、生活包材部長西脇誠▽同同部門、事業推進部長浦守【電子先端プロダクツ部門】▽解兼生活・環境プロダクツ部門、アドバンストテープ部長櫻井義博▽品質保証部長橋本久之【ライフイノベーション部門】ライフイノベーション部門長付山本聡▽解兼同部門PMI推進部長兼ワクチン・診断薬事業本部営業管理部長兼受注業務課長、メディカルサイエンス部長横川裕一▽ワクチン・診断薬事業本部ワクチン部長兼営業戦略部長大塚剛▽同事業本部国内試薬部長八木匡一▽同事業本部海外試薬部長、電化生研(上海)貿易有限公司董事長兼DENKA SEIKEN UK LIMITED社長兼DENKA SEIKEN USA INC.社長高山千香夫。

JSR 人事(31日)

2021年3月23日

[JSR・人事](31日)▽退任(JSR ElastomerEurope GmbH取締役社長)三好圭介(4月1日)▽JSR Elastomer Europe GmbH取締役社長三田村憲作▽電子材料事業部副事業部長、同事業部リソグラフィー部長征矢野晃雅▽四日市工場エンジニアリング部長、同工場設備検査部長兼設備統括室長山田雅英▽同工場同部次長熊井現二▽同工場エンジニアリング部次長瀬木賢二▽退任(経営監査室次長)床並忠▽同(ディスプレイソリューション事業部新規モバイルソリューション部長)松見昭一。

 

ランクセスの2020年度通期は減収減益も来期増益見込

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2021年3月23日

 ランクセスの2020年度通期(1-12月期)の連結業績は、売上高は前年比10%減の61億ユーロ、特別項目を除いたEBITDAは同15%減の8億6000万ユーロ、純利益はカレンタ社の株式売却により四倍増の9億ユーロだった。パンデミック下においても堅調な業績を達成し、特に第4四半期は好業績となった。収益比率は、グループの安定したポジションが危機にも耐えた結果だ。

 昨年度は逆浸透膜事業とクロム化学品事業、有機皮革用化学品事業の売却など、特殊化学品へ注力する戦略を進め、利益性の高い事業基盤を構築した。2021年度は特にコンシューマープロテクション製品へ注力する予定で、紙、パッケージ向けバイオサイドメーカーINTACE社、消毒・衛生製品のソリューションプロバイダー・テセオ社、エメラルド・カラマ・ケミカル社の買収で、食品産業や畜産衛生などの高収益性分野での成長と拡大を図る。

 セグメント別では、アドバンスト中間体部門は減収減益。新型コロナウイルスのパンデミックによる需要の低迷、販売価格の値下げの影響を受けた。スペシャリティアディティブス部門は減収減益。特に自動車と航空産業の販売量の大幅減少と為替のマイナス、販売価格の若干の値下げが影響した。

 昨年度新設したコンシューマープロテクション部門は増収増益。サルティゴの農薬事業と消毒剤の好調な需要と、ブラジルのバイオサイドメーカーIPEL社の買収によるポートフォリオ強化で、為替のマイナス影響を相殺する以上の結果となった。

 エンジニアリングマテリアルズ部門は減収減益。上半期の自動車業界の需要低迷と、ベルギー拠点の大規模定期メンテナンスによる稼働停止などが影響した。2021年度は顧客産業の多くが回復基調となると見ており、特別項目を除いたEBITDAは9~10億ユーロを見込んでいる。

レンゴー セルロース粒子が海洋生分解の国際認証取得

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2021年3月23日

 レンゴーはこのほど、同社の球状セルロース粒子「ビスコパール」(3~300㎛品)が「OK Biodegradable MARINE」認証を取得したと発表した。土中に比べ微生物が少ない海水中での生分解性を証明する国際認証で、海水中で6カ月以内に90%以上生分解するか、基準物質(セルロース)に対して90%以上の生分解度を示す条件をクリアするもの。また、分解生成物の生体への安全性も証明され、T?V‐AUSTRIAより認証された。

 「ビスコパール」は木材パルプを原料とし、FSC規格で認証された原料による森林の環境保全に配慮した製品で、自然界(土中、海水中)の微生物によって水と炭酸ガスに分解される素材だ。粒径範囲は広く、独自技術で多孔化・軽量化も可能で、機能性薬剤の担体、樹脂やゴムなどの添加剤・研磨剤、化粧品原料など、様々な用途に使える。海に流出する可能性のあるプラスチックビーズを代替することで、海洋マイクロプラスチックごみ低減への貢献が期待される。今後も、環境にやさしい製品の開発と供給に努める考えだ。

積水化学工業 健康経営銘柄に初選定、健康経営優良法人にも

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2021年3月23日

 積水化学工業はこのほど、健康経営に優れた企業として、「健康経営銘柄2021」に初めて選定されたと発表した。「健康経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定。長期的な視点から企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介することを通じ、企業による健康経営の取り組みを促進することを目指している。

健康経営銘柄の選定記念楯 加藤敬太社長と荒木郁乃健康推進室長
健康経営銘柄の選定記念楯 加藤敬太社長と荒木郁乃健康推進室長

 同社グループは、「従業員は社会からお預かりした貴重な財産である」という考え方に基づき、従業員の健康管理に取り組んできた。この取り組みをさらに一歩進め、従業員の健康推進を経営戦略として捉えて、すべての従業員が、心身ともにそして社会的にも良好な状態であるWell Beingであることを目指し、①体の健康、②心の健康、③組織、④グループ一体での取り組み、⑤働きがい・やりがい・生産性向上の五つのセグメントで活動を進めている。中でも④では、国内関係会社30社が「健康経営優良法人2021 大規模法人部門(ホワイト500)」に認定された。

国内関係会社30 社がホワイト500に認定
国内関係会社30 社がホワイト500に認定

 同社は今後、すべての従業員が心身ともに 、 そして社会的にも良好な状態であるWell Beingを目指して健康経営を推進し、事業を通じて地域・社会へ貢献していく。

 

三井化学 「優れた統合報告書」に5年連続で選出

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2021年3月23日

 三井化学はこのほど、同社の統合レポート「三井化学レポート」が「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」に選出されたと発表した。世界最大規模の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)から、国内株式の運用を委託されている運用機関が依頼を受け選定したもの。同社の「優れた統合報告書」としての選出は5年連続。今回は、4つの運用機関から高評価を得た。

 主な評価理由は、①財務・非財務の情報が事業ごとに統合された形で記載されており、それがどのように競争優位性に結びついているかが明快②ESG要素をどう経営に反映させていくのかについて詳しく記載がある点や、CEOメッセージやCFOメッセージで、経営層の考えがよく分かる内容になっている③長期経営計画の実現に向けて、経済・環境・社会の3軸で具体的なKPIを設定。環境と社会では提供する製品・サービスの認定プロセスやKPIの設定を詳細に記載しており、見える化ができている―点が高く評価された。

 同社の統合レポートは、ステークホルダーとの〝質の高い対話〟のプラットホームになる報告を目指している。今後もより一層、株主・投資家をはじめとするステークホルダーの理解と信頼を得られるよう、有益かつ積極的な情報開示と対話を重視し、統合レポートの改善やIR活動の取り組みを強化していく考えだ。

ENEOS 大分・常圧蒸留装置復旧へ、8月に運転再開

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2021年3月23日

 ENEOSは22日、昨年5月の火災により停止していた大分製油所(大分県大分市)の「第三常圧蒸留装置(原油を加熱して蒸留する装置)」について、現在、関係各所の協力を得て復旧作業を進めており、今年8月に運転を再開する見通しとなったと発表した。

 同火災は定期修理の工事の際、装置内に残った硫化鉄を含む可燃性堆積物が発熱、発火したことが原因。同社は今後、外部有識者を含む事故調査委員会より承認を得た再発防止策を確実に実行し、製油所工事の安全作業と常時の安全操業に努めていくとしている。