東海カーボン 第3四半期決算、主力製品販売減で減益

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2020年11月6日

長坂社長「黒鉛電極の事業環境は来年一段と回復」

 東海カーボンは5日、電話会議による決算説明会を開催した。前日発表した2020年度第3四半期(1-9月期)の連結業績は、売上高27%減の1446億円、営業利益85%減の74億円。主力製品である黒鉛電極とカーボンブラックの販売数量の減少や、黒鉛電極のマージンが悪化したことで減収減益となった。また、通期業績予想については、7月豪雨による田ノ浦工場(熊本県)の災害損失および受け取り保険金の概算を特別損益に織り込み、純利益を5億円(前回予想比5億円減)に下方修正している。

 説明会の中で長坂一社長は、「黒鉛電極の事業環境は第3四半期から好転している。来年はさらにもう一段良くなるだろう」との見方を示した。ただ、「先月値上げを発表し交渉に入ったが、

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ENEOS 人事(12月1日)

2020年11月5日

[ENEOS・人事](12月1日)▽リソーシズ&パワーカンパニー電気ガス販売部副部長兼電気ガス販売1グループマネージャー野島正弘▽同カンパニーRPC企画部清水プロジェクトグループマネージャー田川秀夫。

出光興産 人事(12月1日)

2020年11月5日

[出光興産・人事](12月1日)▽潤滑油一部経営管理担当マネジャー伊藤健司▽出光ルブリカンツメキシコ社長山本誠一郎。

 

ソーダ工業会 「ソーダ工業ガイドブック 2020」を発行

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2020年11月5日

 日本ソーダ工業会はこのほど、わが国ソーダ工業の現状を解説した「ソーダ工業ガイドブック 2020」(A4版、2色刷り、25ページ仕様)を発行した。同ガイドブックは、2003年より毎年発行しており、今回が17度目の改訂版となる。

 ソーダ工業に関する諸項目について、最近10年間の推移とともに2019年度の状況を、項目ごとに、「グラフ」「統計表」「概略説明」の3点で1ページとなるように構成し、よりわかりやすくコンパクトにまとめ、ソーダ工業に関する最新のデータ集および最良の解説書として利用できるよう編集されている。

 諸項目の内容は、「ソーダ工業の概要」「カセイソーダの用途」、「カセイソーダの需給・内需・輸出推移」、「塩素の用途」「塩素の消費および塩化物の生産推移」、「塩素の需要推移」「塩化物の需要内訳」、「インバランスと塩素の輸出入」、「インバランス推移」「塩素誘導品の輸入推移」、「電解製造工程」、「塩の需給」「原料塩の輸入推移」、「電力消費量、買電・自家発電比率、電力原単位の推移」、「ソーダ工場の製品フロー」。このほかに、ソーダ工場の所在地、ソーダ工場別製品一覧、最後に会員会社一覧を掲載している。

 業界関係者はもちろん、各業種の企業人、一般の利用者にとっても、この1冊でわが国のソーダ工業の現状を理解することができる。なお、希望者には実費(300円/部+送料)にて配布。申し込みは同工業会のホームページ(https://www.jsia.gr.jp)で受け付けている。日本ソーダ工業会 総務グループ TEL:03―3297―0311、FAX:03―3297―0315まで。

 

東亞合成 仏社サステナビリティ評価でプラチナを取得

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2020年11月5日

 東亞合成は4日、同社広野工場(福島県双葉郡広野町)が仏エコバディス(EcoVadis)社のサステナビリティ評価で、今年から新たに設けられた、対象企業の上位1%以内の企業に付与されるプラチナ評価を取得したと発表した。昨年の最高評価で、同上位5%以内に付与されるゴールド評価に続き、2年連続での最高評価取得となった。 

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広野工場が2年連続で最高評価取得

 広野工場は、医薬・化粧品・トイレタリーなどの用途に特長のあるアクリルポリマー製品を生産・供給している。東亞合成グループは、「未来の子供たちに幸せが届くよう、新しい価値創造に挑戦します」とのサステナビリティ方針の下、今後も持続可能な社会の実現に貢献できる高付加価値製品の提供を続けていく方針だ。

 なお、エコバディス社は、4つのテーマ(環境・労働と人権・倫理・持続可能な資材調達)に分類された21項目のサステナビリティ分析を行うグローバルな評価機関であり、世界160カ国、200業種、6万5000以上の団体・企業の評価を行っている。

 

旭化成アドバンス エコセンサーのウェブ総合展を開催

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2020年11月5日

 旭化成アドバンスは4日、「ECOSENSOR(エコセンサー)WEB総合展」を今月10~12日に開催すると発表した。展示会のテーマは「一人ひとりの意識は快適な環境のために、快適な環境は自身の暮らしのために」~自然環境を意識することは自分の心身の環境を整えることに繋がる~。新型コロナウイルスの影響により、前回と同様にインターネットを活用したバーチャル展示会となる。

 コロナ禍では、「楽しい時間や空間を共有し、人と人がつながること」を実現する方法は、オフラインのリアル空間からオンラインのバーチャル空間へと一気にシフトしている。また、機能や品質が均質化され、消費者に重要視されるのは「価値」や「体験」と言われるようになって久しく、そこにコロナ禍による「ニューノーマル」が加わったことで、消費者が必要とする「何か」を発見しなくては、新たな需要をつくり出すことは難しい時代となっている。

 ウィズコロナ下で、旭化成のグループビジョンである「健康で快適な生活」と「環境との共生」を通じて、「新たな価値を提供する」ため、機能性とサステナビリティを兼ね備えた「エコセンサー」を進化させ、様々なニーズに応えていく。

 なお、アクセスは専用サイト(https://www.asahi-kasei.co.jp/advance/jp/ecosensor-webexhibition)まで。